映画「窓際のトットちゃん」

観に行って来ました。

 

戦争、教育、家族愛、友情など

いろいろなテーマが散りばめられた

 

とてもいい映画でした。

 

アニメのトットちゃんと

テレビを通してみる黒柳徹子さんが

 

うまく重なり合い

 

トットちゃんのあるがままを

感じることができました。

 

黒柳徹子さん

1933年生まれ

 

ご存知の通り

1976年に放送開始された「徹子の部屋」

 

放送開始50年を前に

放送12,100回という大記録を樹立し

 

3度目のギネス世界記録に認定されました。

 

素晴らしい!!!

 

30分間のゲストとのトークは

自由奔放で軽快

 

「そう、そう、そこを聞いてほしかったの!」

とツボをついた質問の数々は見事です。

 

あの魅力をひきだしているのは

なんといっても

 

「好奇心」

 

映画を観てつくづくそう思いました。

 

黒柳徹子さんご自身でも

 

《いくつになっても

「好奇心のかたまり」であり続けよう》

 

とおっしゃっていますし、

 

コピーライターの糸井重里さんとの対談集

「タマネギのひみつ」の中では

 

《子どもの時から「わぁ」と言って

そのまま大人になってしまって

「わぁ」と

今も言っている人間なのです。》

 

とも言っていらっしゃいます。

 

驚きや感動が多い人は

子どもの時の感性を持ち続けている人

 

黒柳徹子さんの感じる

ワクワク、ドキドキが

 

伝わってくるようです。

 

 

2021年にウィスコンシン大学などが

天才特有のパーソナリティを調べる

研究をしたそうです。

(ここでの「天才」とは、

学問、芸術、リーダーシップなど

あらゆる知的ジャンルにおいて

突出した知性を持つ人のことです。)

 

あなたは天才たちに共通する性格って

何だと思われますか。

 

もう、お分かりですよね。

 

そうです、

 

好奇心

 

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私には当別の才能はない

ただ私は、情熱的に好奇心が旺盛なだけだ

 

(アルベルト・アインシュタイン ドイツの理論物理学者)

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多くの偉人たちには

好奇心旺盛だからこそのエピソードが

あります。

 

ノーベル物理学賞を受賞した

リチャード・ファインマン博士

 

金庫破りに興味を持ち

機密書類が入ったキャビネットを

解錠する遊びをくり返しました。

 

発明王エジソン

 

人間が空を飛べるようになる薬を作りたくて

ヘリウムガスをヒントに薬を自作して

友だちに飲ませました。

(友だちは腹痛を起こしました)

 

アインシュタイン

 

5歳ごろ父親からもらった方位磁石から

「自然界の仕組み」に興味を持ち

これがアインシュタインの理論の原点になりました。

 

 

子ども心を失わない

こんな純粋な好奇心がなければ

 

電気、電話、飛行機だって発明されていないし

 

万有引力の法則なんて知る由もなく

いまだに天動説を信じていたかもしれません。

(ちょっと言いすぎかな❓)

 

本当に

好奇心があることで

新たなアイデアや発見が可能になり

人生が豊かになってきますよね。

 

 

黒柳徹子さんは

 

「わぁ」とか「面白い」と思っていると

免疫力が高まり、

認知症になるのが遅くなる

 

ともおっしゃっています。

 

好奇心はまさにビタミン剤!!!

 

 

パリ在住で

デザイナー、人気イラストレーターとして

活躍された弓・シャロ―さんがおっしゃるには

 

元気と若さには秘訣がある

いくつになっても好奇心を忘れないこと。

 

おもしろそう!と思ったら

やってみる。

 

そしてわからないことは

素直に「教えて」と

聞くことかしら。

 

とのことです。

 

いつまでも若く元気でいたいね!!!

 

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いくつになっても

おしゃれ心を失わないこと

 

好奇心を失わないこと

若い人と付き合うこと

 

これが若さを保つ秘訣です

 

(瀬戸内寂聴 作家)

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人間、好奇心がなくなったら

おしまいだ

 

(遠藤周作 作家)

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幸福は好奇心から生まれる

 

(斎藤茂太 医師)

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音譜今日もお読みいただきありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。音譜