椅子取りゲームって

あなたもやったことありますよね

 

そうです。

 

人数より一つ少ない椅子の周りを

 

ぐるぐると周り

 

音楽(昔はオクラホマミキサーが多かった)が止まったら

椅子を奪い合う

 

という、あのゲームです。

 

私はあまり好きなゲームではないのですが

 

そうは言いつつ

かなりムキになってやっていました。

 

海外でも同じルールで

椅子取りゲームがあるそうです。

 

アメリカ、アジア、ロシア、アラビア圏、南米など

 

南米の椅子取りゲームって

想像しただけで

 

燃えそう!メラメラ

 

 

でもなんか嫌なんですよね~

 

もう一つ椅子があれば

わなくていいのに・・・

 

わざわざ椅子を取って

争うって

 

 

そんなこと言ったら

トランプのババ抜きだって同じだし

 

 

まぁ 単なるゲームだから

 

と言いながらも

 

やっぱり気になる。

 

 

 

次男が3~4歳のころ

幼児教室でのこと

 

その日は

「どっちが多い、どっちが少ない」

が課題

 

先生

「ここに4人の子どもと3台の三輪車があります

(子どもと三輪車の絵を見せます)

4人の子どもたちみんな

三輪車に乗れるかな~?」

(先生は「三輪車が足りない」を言わせたかった)

 

次男

「うん、だいじょうぶ。

じゅんばんこ すればいいから。

ママがいつも、じゅんばんこしなさい

っていってる」

 

先生

「そうね。でも、

そうしたら、みんな同じ時に乗れるかな?」

(先生はどうしても「三輪車が足りない」を言わせたいびっくりマーク

 

次男

「だいじょうぶ。ふたりのり すればいい。

ぼく おにいちゃんと よく ふたりのり してるよ。」

 

 

我が子ながらご名答(迷答)!

 

 

そう、

譲り合えば

うまくいくんです。

 

 

「人生は椅子取りゲームだ」とも言われています。

 

だから、なんだか

実社会とオーバーラップしちゃいますね。

 

あなたには

あなたにふさわしい椅子があります。

 

それなのに

 

どうして1つの椅子を

みんなで争わなければいけないの。

 

しかも

そんなにムキになって。

 

私が椅子取りゲームを好きじゃないのは

 

私のそんな気持ちが

反映されているからなのかもしれません。

 

 

競争相手がいて

お互いに切磋琢磨しているのは

とても素敵なことですよね。

 

 

でも人を押しのけてでも

勝つことばかりに一生懸命になると

自分を失ってしまいます。

 

ということは

あなたに与えられた

あなただけの素敵な椅子

見えなくなってしまうということ。

 

寂しいですね。

 

 

人生は椅子取りゲーム

満員電車に乗りこみ

あきらめて途中下車せずに

立ち続けていたら

ある時

目の前の席が空いた・・・・

(やなせたかし アンパンマンの生みの親)

 

 

知らない間に

椅子取りゲームに巻き込まれていることが

あるかもしれませんね。

 

 

競争しなくたっていいんですよ

緩い気持ちでいきましょう。

 

そして

自分らしく生きていきましょう。

 

 

「自分らしくあれ。

他の人の席は

すでに埋まっているのだから」

(オスカー・ワイルド アイルランドの詩人・作家)

 

 

音譜今日もお読みいただきありがとうございました。明日もよろしくお願いいたします。音譜