塾の講師をしていた時のお話

 

授業を終えた小学校4年生の男子生徒が

 

そわそわと

家族に電話をしていました。

 

「これからお出かけ?」

と聞くと

 

「うん」

 

「あらっ、どこに行くの?」

 

「あのね、

弟がこのごろ景品やくじによく当たって

運がいいの。

だから弟を連れて

家族で宝くじを買いにいくんだ!

 

笑笑笑・・・・・

(心の中で爆笑)

 

「そ~なんだ~。

いいなぁ~

当たったら何したい?」

 

「家族でUSJに行きたい!!」

 

「きっと行けるよ!」

 

 

「家族でUSJ」っていうところが

可愛いですね。

 

USJでの思いっきりはじけた顔が想像できて

こちらまで嬉しくなってきました。

 

 

あなたは宝くじを買ったことがありますか?

 

私は以前

ジャンボ宝くじを

何度か買ったことがあります。

 

一番当たった時で3000円

 

ある時は

 

組数こそ違っていたのですが

 

ドキドキしながら

6桁の数字を一つずつ確認していくと

 

あれ、あれ

数字がピッタリ

 

おおー

いいね、いいね、いいね~、

 

と気持ちも盛り上がってきたところで

 

最後の2桁の数字が

 

なんと逆!!!!

 

「69」が当選なのに

「96」だったんです!!!!

 

こうして

組違い当選の10万円が

はかなく消えていきました。

 

 

ジャンボ宝くじの1等当選の確率は

1000万分の1とも2000万分の1とも

言われています。

 

とても小さな小さな確率ですよね。

 

でも「当たり」は必ず入っているんです。

 

その小さな「当たり」に対して

 

「今回も億万長者が出ました。」

というニュースや

 

「この宝くじ売り場から

当選者続出!」

 

というサインを見ると

 

どうでしょう、

少しは心が揺らぎませんか。

 

確率が小さいのはわかっていても

 

「万が一、当たるかもしれない」

「いやいや、きっと当たるに違いない」

「買わないと後悔する!!」

 

このように

過剰に反応してしまうらしいんですね。

 

これは行動経済学の

プロスペクト理論の一つと言われていて

 

ノーベル経済学賞を受賞した

ダニエル・カーナマン氏とエイモス・トベルスキー氏

によって提唱されました。

 

「期待値をゆがめて認知してしまう」ことで

 

宝くじの場合

 

「小さな確率を大きく見積もってしまう」

 

のだそうです。

 

 

 

宝くじの公式サイトに

面白いデータがありました。

 

1000万円以上の当選金を受け取った人を対象にした

アンケートでは

 

男性は約65%

女性は約35%

 

血液型は

A型、O型、B型、AB型の順

 

年代は

60歳以上(45%)

50代(25%)

40代(17%)

 

姓名のイニシャルが多いのは

男性 K. T.さん

女性 M. S.さん

 

だそうです。

 

面白いですね。

 

あなたや

あなたの家族や友だちに

思い当たる人はいますか。

 

 

もし宝くじで。

10億円を手にしたら

あなたは

どんなことにお金を使いたいですか

 

イメージしてみてください。

 

あなたは何を買いますか。

 

あなたはどこへ行きますか。

 

あなたは誰のためにお金を使いますか。

 

 

ここはあなただけの世界

 

誰にも遠慮せずに

自由に具体的にイメージしてみましょう。

 

 

ワクワクした気持ちと同時に

 

あなたが本当に幸せと感じるもの

あなたが本当にやってみたいと思っていることが

 

少しずつ見えてきませんか。

 

 

さらにイメージを膨らませて

 

 

幸せの中にいる自分

やってみたいことをしている自分を

想像してみましょう。

 

どんな気分ですか。

 

その時の気持ちを

思いっきり全身で

感じてみましょう。

 

 

 

夢見ることができれば

それは実現できる

(ミッキーマウスの生みの親

ウォルト・ディズニー)

 

 

宝くじで

しばし、億万長者!!!!

 

いいんじゃない?

 

 

音譜今日もお読みくださってありがとうございました。 明日もよろしくお願いします。音譜