まだまだ負けないぞ！

仕事が休みだと朝からルンルンの娘

と思っていたら・・・

仕事が休みで嬉しいのではなく

”なにわ男子”のぬいぐるみの受け取り

それでワクワク感満載らしい

おまけに一緒に行こうと誘われ

レンタカーを借りて気が付いたら

思い出の場所に来ていました

推しのアイドルカラーの洋服を着て

お店で店員さんとお話して数分後

ハンギョドンの可愛いぬいぐるみを抱きしめて

満面の笑みで私に駆け寄ってきました

本日の目的はこれだけ

朝からまだ何も食べていなかったので

お腹が空いた私達はレストラン街で

「韓美膳 / ハンビジェ」という

お店を見つけ中に入りました

ランチメニューを見て悩みに悩んで決めた

チーズタッカルビ＆スンドゥブのセット

すっごく美味しかったです

チーズタッカルビ＆サムギョプサルと

石焼きビビンバセットを注文した娘

モグモグ美味しそうに食べていました

お互いあっという間に完食

「ご馳走様でした」

食後はちょっと外でのんびりTime

子ども達が幼いときやペット達とも

楽しく訪れていた場所へ移動

そして・・・

気持ちが落ち込んだとき

癌で苦しくて生き場を失ったとき

何気に一人でここに来て

ずーっと景色を眺めていた場所でもあります

お天気が良くて日差しが眩しい

ここに来ると自然と元気が戻って

”まだまだ負けないぞ”

と思えるから不思議

何も言わないでただ黙って

傍で座っている娘も何やらあった様子

会話がない静かな時間を過ごし

買い物に行こうと移動し始めたら

カモメさん

日向ぼっこしているのかしら

写真を撮りに近づいても逃げない

「カモメさんのFree Timeじゃないの

邪魔しないであげてよ」

娘に注意を受ける私

カモメさんの邪魔をしないように

静かに移動をして

今度は仲良くお買い物Time

洋服、雑貨、化粧品、キッチン用品

ペットショップなどを見て楽しみ

「喉渇いたねぇ～ 炭酸が飲みたいかも」

お互いそう思っていたようで

ちょっとゆっくりできるお店を探しました

コメダ珈琲にて

レモンスカッシュを注文

さっぱりしたかったので嬉しい一杯

久し振りのレモンスカッシュを

ゴクゴク飲んで満足

しばらくここで過ごしていたら

「ねぇ～もう一回外に行かない」

娘から言われて再度外へ

Afternoon Tea のお店で

お揃いで買ったクマさん

お互い好みが一緒でウケるね

「私さ・・・ちょっと煮詰まってて・・・」

急に話しだした娘

「社会人になって毎日仕事が楽しくて

この職を選んで良かった～と思っていたの

でもね、ここ最近、なにをしていても

気持ちが上がらなくて

家でもなにも手伝わなくて

お母さんに全部任せっきりで

なのになんにもお礼も感謝もできなくて

自分の気持ちが定まらないだけなのに

八つ当たりばかりして・・・ごめんね」

そう話しながら泣き出してしまいました

社会人２年目になると

１年目では見えなかった謎が深まり

上下関係や同僚との繋がりとしても

色々とでてきますよね

「そっか」声を掛け背中をさすると

「人間関係が・・・誰も信じられない」

きっと自分では気が付かない切っ掛けがあって

それが理解できないから辛いのだと思う

これだけ自分で思い詰めてしまっている娘に

どんな言葉をかけるのがいいのか考えました

人って人のことを悪く言う天才

なんでだろう そうそれは

自分のことが大切で大事だから

自分を守る為に嘘までつく人もいる

私が何故この人達からそんなことを思われて

言葉も強く言われないといけないのかな

それを考えた時にね

私はその人の何を知っているのだろう

そう思ったの

だとしたら相手もそうじゃない

綺麗な部分だけを見せ合って

本当はお互いの良いところなんて知らない

おまけに悪いところも知らない

お互い見ようとしない、見たくもない

理由として面倒臭いから

なんでも人のセイにして逃げて

その場しのぎでいても楽しくないよね

だからお母さんはいつも

疑問に思ったことはその場で質問をするの

「どういうことですか」と聞くの

何気にさらっとね

人ってその時だと答えてくれるから

感情が入っていたとしても

必ず答えてくれる

そこから自分で反省することは反省して

引っかかる言葉があったとしたら

それも聞いてみるの

そうすると相手が見ている自分が理解でき

逆に勉強になったり

ちょっと違うなと思ったら

そこを伸ばしていけばいいと思っているよ

もっとたくさん色んなモノを見て

体験や経験をして楽しくしないとね

自分自身の視野も広げないと

「人生はずーっと勉強

まだまだこれからだから

自分が辛いことを

話してくれてありがとうね」

そう最後に言葉をかけると

うなずいていた娘でした

「わぁ～綺麗な夕日だね」

やっと笑った娘をみて

私も思い出した言葉がありました

「人にどう思われようが、嫌われようが

自分自身の信念を貫くこと

正々堂々と胸を張って生きること

嘘をつかないこと

自分自身に負けないこと」

いつも父が私に言っていた言葉です

父は厳しい人でしたが

私にとっては温かくて優しい人でした

自分自身が困ったとき

今は亡き父の言葉を思い出しています

今となると有難い言葉が多く

励まされてばかりです

私もいつか父みたいな親になれるよう

頑張ろうと思います

まだまだ負けないぞーー