突然来た悲しい現実を受けとめよう・・・ | 心のサロン プルメリア(Plumeria)

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心理カウンセラー『心のサロン プルメリア(Plumeria)』の濱崎真弓です。
自分と向き合う事で【気づき】を学び【自信】を持てるように皆様を支え応援していきたいと思います。

4月9日(火) いつもと変わらない朝を迎えました。


いつもと変わらない バタバタとした せわしい朝。

いつもと変わらない ゆず・釈迦・ラテの朝。

そして いつもと変わらない 私の朝。


ゆずが私のベッドから降りて来て、キッチンに顔を出し、そのままいつもの場所へ。

洗濯物を干しながら釈迦の悪さを見て笑い、ラテの遊ぶ姿を見てご飯を食べるよう注意をする。

そしてゆずのゆっくりと食べる姿を見て安心する・・・そんな朝が・・・


気が付くとゆずが便と尿を垂れ流しにしながら倒れていました。

急いで抱き抱えると、体ごと息をしていました。

体は力が抜けてふにゃふにゃでした。

なに?どうしたの?なにがあったの?

慌ててお尻を拭いて、タオルの上にゆずをのせました。

「ゆず」と何回も声を掛けゆずを見ると、瞬きもせず黙ってゆっくり体全体を使って息をしているだけでした。そして窓から空を見ているように見えました。


心のサロン プルメリア(Plumeria)-ゆず
何が起こったのか分からないまま、大きく目を開いて瞬きもせずにいたゆず!

私は泣いてばかりいれず、病院に電話をして急いで連れて行きました。



先生も急いで治療して下さり、検査結果は心臓が腫れ上がり圧迫しているのと、肝機能の数値が異常で体温も下がり非常に危険な状態だと言われました。

一瞬にして全てを失ってしまったゆず。

苦しいのを我慢しているだけ・・・。


先生は「家族の声を聞かせて安心させてあげて下さい。ゆずちゃんが寂しくないように・・・」と言って一生懸命に治療をして下さいました。

先生と私達家族が一緒になってゆずを助けたい!まだ早いよ!逝かないで・・・と思っていました。

どうなるか全く分からない今、最期になるかもしれない、でも最期にならないで欲しいと思いカメラにゆずをおさめました。


心のサロン プルメリア(Plumeria)-ゆず

心のサロン プルメリア(Plumeria)-ゆず
私達の声に反応して、答えようとするゆず。

一生懸命に目を開けようとするのですが・・・全く動かない体になってしまい・・・。


突然過ぎて、理解できない現実をどう受け止めたらいいのか。

ちゃんと自分でベットから降りて来て、歩いていたじゃない?

キッチンで朝ごはんを作っている私を除きに来たじゃない?

いつもと変わらない朝を一緒に迎えたじゃない?

なにが、どうなって、こんな突然、何もかも変わってしまったの?

涙が溢れてきてしまい言葉にならない・・・。

「ゆず」と言いたくても、声が出ない・・・。

どうして?なんで?その言葉ばかりが頭の中を駆け巡っていました。



先生から「処置が早かったから何とか一命はね。でも8月に13歳になるゆずちゃんだから。病院にいるよりはお家で大好きな家族といた方がいいから・・・」と言われました。

それって・・・どういうことですか? そう思いながら病院を後にしました。



家に戻ってからゆずの寝床を作り、そっと寝かせてあげました。

釈迦とラテが静かにゆずを見ていました。

今まで余りゆずにしてあげられなかった事をたくさんしてあげようと決めました。

だから新しいベッドを買い、寒くないように洋服も買い、介護セットも買いました。


後どのくらい一緒に過ごせるのか全く分かりませんが、もしかしたら元気になる?と希望も持ちながら、現実を受け止めて、頑張って行こうと思いました。




今日は4月12日(金)です。

ゆずは私達の為に頑張っているのかも知れません。

オムツを交換した後にリードを見せました。

散歩が大好きだったゆず! リードを見せたら尻尾を振った?ように感じました。

また、ゆずを心配してくれてる友達から絵が送られて来ました。


心のサロン プルメリア(Plumeria)-仲良し3匹
サロンでもメールでも、沢山の方々から励ましの言葉をいただき感謝しております。

ありがとうございます!!


病院でも先生からは「自分からお水を飲み、ご飯を食べようね。もう一回歩いてみようね」と声をかけてもらっているゆずです。

私も、もう一度ゆずと一緒に散歩をしたいと思っています。



現実は正直厳しいです。でも、希望を持って、奇跡を信じてゆずと最期まで一緒にいようと思います。

この現実を理解して、しっかりと受け止めて・・・頑張ります。 (*^▽^*)