野球ドリームストーリー No.2


1年生の土日の練習は凄い。ダッシュ1時間、キャッチボール1時間、もう肩や肘がぶっ壊れそう。 新鮮ではあるが辛く長いので数日であきてしまった。 しかし、昭和46年4月衝撃的な事件が起きた。
名門の作新学院が練習試合に来た。春の選抜大会に出場したばかりであった。1年生はネット裏で勉強をかねた観戦である、身体が休め話が出来る息抜きでした。作新学院は第一試合大量得点で勝ち、第二試合は1年生の江川が先発。身体は大きいし、お尻も大きいあれで1年生。並みの3年生より早い、カーブは大きくストンと落ちるしもう安定感がある。プレートにかけた軸足のかかとを上げ勢いをつけて投げる姿は迫力があり圧倒されてしまった。 どうしてあれが同級生なの信じラレナイ。自分をはじめ、みんな凍りついて目が江川に奪われている。だが、平気で右中間二塁打を打った男がいた、1年先輩の水出さんだ、今思えば”怪物”と言われた江川からである。 水出さんのヒットはこれ以降記憶にない。 もう一人記憶に残る選手は川中子捕手で、すらっとした身長から一・三塁で俊足の一塁ランナー山崎さんがスタートを切ったとき、平然と三塁の動きを見て牽制し、二塁ベースへ矢のような送球ではなくて、レイービームで江川投手の左肩の横を通り過ぎてなななんと3mまえでアウトになってしまった。後に日本大学へ進み、肩とリードではプロ並みとの評価を受けたが、バッティングは東都リーグの安全パイといわれた。試合は7-3で作新学院の勝ちで、私の目と頭の中に江川投手が記憶され、名監督の羽鳥・山本監督の対戦は作新学院の圧勝でした。後に対戦することになるが大変な試合となるのであった


次回へ続く・・・