ちょっと心配になりますよね。
ネットからの情報はテレビで報道され、多くの人が知ることになった。
その事に対する多くの意見。
いかに結婚式を大切なものだとみんなが認識しているという事実も見えてくる。
結婚式場側の対応については多くの疑問が残るし、世間の意見も理解できる。
総じて結婚式を挙げることを選んだ二人が不幸な目に合い、その事を多くの人が同情する。
結婚式をこれから考えている人たちは【もし自分たちがこんなことになってしまったら…】
そんな不安を抱いているかもしれない。
今回の事は結婚式業界における【真理】的な部分が見えてくる。
打合せを通して二人の思いが会場のスタッフに共有されるという当たり前の事が出来ておらず、
ケアレスミスレベルではなく核となる部分すら関わるスタッフに伝わることが無かったのだろう。
契約時に提示した条件が打ち合わせの中で【了承】の上変更になるのではなく
いつの間にか既成事実として変更されている、あるいは実行不可能に陥っている。
結婚式をコントロールする要になっているプランナーの資質の問題もあげられているが何らかの理由で引き継がれたプランナーとの情報共有、あるいは契約時の条件をごまかすためのプランナー替えという裏ワザなのかもしれないと疑いたくもなる。
結婚式までの半年間や1年間の間、自分たちの大切な日をゆだねるしかないという現実。
300万を超える費用を無駄に使われてしまうかもしれないという不安。
ブライダル業界にはこれらの監視機関が存在せずに今まで営まれてきていた。
内情を告発するものを徹底的に排除し、利権を絡めて身内だけで運営する体制づくり。
そんな業界の悪しき風習を壊すためにも今回のニュースをみた人たちが新たに発信していくというスパイラル。
あぁなんていうことでしょう、結婚式には本当にすばらしい時間が流れるものがほとんどなのに、見えてきたものが全てだと思わないでほしい。
結婚式を挙げてよかったというニュースも流してくれないだろうか・・・