バリアフリーマップづくりの最終段階、押しつぶされそうになって。
適当な貨物船があったら乗り込もう。
中古車やらコンテナが並ぶ暗い船底、積み荷の影に身を潜ませて。
見知らぬ国へゆくのだ。
何もかも投げ出して。
でもこの船は出航しそうにないな。
もう何年もアンカーが垂れっぱなしのようだ。
ブログを始めて1年足らず。
最初は不純な動機だった。
バリアフリー調査に飽きて途中で投げ出さないための重石にでもなればと。
いろんなところへ旅した。
いろんな人と出会った。
このブログの中でも。
多くの気づきがあり、マップづくりの意義を理解することもできた。
ただその結果、いま公開を目前に控え、正直なところ、ここで知り合った人の目がプレッシャーになっている。
全ては自分で始めたことなんだけど。
WEBサイト作りにはいろんなことが要求される。
ユーザーのニーズと合ってるか、見やすいデザインか、使いやすい構成か、表現は適切か・・・。
そして不十分な能力との戦いが始まる。
向こうのさん橋に、もう一隻船が泊まっている。
だけど、あれはオレの船でなさそうだ。
タキシードの一着も持っていないじゃないか。
社交ダンスの踊り方だって知らない。
あの船に乗るにはいろいろ準備と覚悟が必要そうだ。
仕方がない。
帰ろうかな。
いつか、
あの豪華客船のバリアフリー調査をするのも悪くないな。