丸の内口の反対側の八重洲口。今回で東京駅はめでたくコンプする予定だ。
こちらの街自体はこれから再開発が本格化するらしいが、いまのところは大通りから1本入ると狭い路地と
雑居ビルによって大部分が占められている。
そんな八重洲口でも、駅の両サイドにだけはツインビルがそびえ近未来的色彩を放っている。
もちろん周りとの調和は完璧なまでに崩れている。
新しいビルが稼働しているのだから、さぞ駅構内も様変わりしたんだろうと踏んで地下に突入したのだが、
意外にもほぼ原型を保っていた。
八重洲口では他の路線への乗り換えがない分、JRの改札が口を開けていて、あとは適当に通路を
つなげておけば用をなすのかもしれない。
昔の記憶では北側に八重洲口と丸の内口とを結ぶ唯一の地下通路があるはずなので行ってみる。
あった。しかも全くの手つかずだ。
進んでみると真ん中あたりで下りの階段。迂回路もスロープもない。
近くにいた作業中のJR駅員に、この先への車椅子での導線を聞いてみると、当然のように「ちょっとわからない」。
きっと東京駅の中でも極めて重要な役割を担っていて今それどころではないのだろう。あるいは青森の駅員が
たまたま出張で来ていただけなのかもしれない。
改札に戻って丸の内口への行き方を聞くと、紙を渡された。これを出口の改札で渡すのだと。
「出場券」!?
いったい何のイベントに出場できるのか?
JRのネーミングはときどき凡人には理解できないものがある。
ただ・・・、どこかで似たような券をもらったことがあるなぁ。と記憶を
手繰り寄せる。池袋だ。丸ノ内線から副都心線へスルーするやつだ。機能自体は全く同じだ。
しかし、両者には大きな違いがある。新幹線のぞみ号と都営荒川線くらい大きな差だ。
東京駅の改札内といったらTOKYO Walkerとかで特集が組まれるあのエキナカと呼ばれる場所。
全国の駅弁が集結しているグランスタ、スイーツ好きが電車5・6本分は居座るecute・・・、方々で誘惑たちが手招きする。
ただ通過するわけにもいくまい。
ここで本日の戦利品を調達するしかないだろう。
夕方の東京駅、雑踏のなか何のためにここに
いるのかよくわからなくなって任務フェードアウト。