うちだ広大です。
「アンドエー全店営業終了から思うこと」
最近、こう言った全店いきなり閉店が多くなっていますよね。
サザビーリーグは、コンセプトショップのアンドエー(And A)を8月末に終了することを発表した。現在、運営する実店舗10店とオンラインストア5店を閉店する。最終営業日は同社のホームページで公開する。(wwd.com)
広報の話によると、年々厳しかったようで、今回の決定になったそうです。
感覚的には、トップショップには近いものがあったように感じます。
どちらかと言うと若者向けなセレクトかな?ってイメージでした。
最近は、あまり行ってないのですが。
今、若者向けの服は、かなり厳しいのではないかと思います。
大学生や20代前半の若者が、服に対してそんなに価値を感じていないのではないか?
昔だと、人と同じが嫌で頑張ってバイトして買ったりしていました。
今の30代とかは、そんな感じです。
その時代から、服は、安くてデザイン性も高く、生地もしっかりしたモノが増えました。
あらゆる情報をお客様がインターネットでリアルに知ることができる様になると、服のワクワク感は少しずつなくなってきたように感じます。
今の若者は、未知なる提案にワクワクするのではなく、不安に感じ、知っているモノや、周りの目を気にし、同じじゃないと不安だ!ってなってしまうのです。
これでは、尖がったお店は、なくなっていきます。
今すぐ客ばかりを求めて、数字ばかり追いかけ、お客様を育てる事を怠ってきた、アパレル業界の功罪でもあるのではないかと思います。
接客向上だけではないんですよね。
お客様の為にアパレル業界は何ができるのか?
お客様にそんかメッセージをしっかり打ち出していくところがお客様に支持される。
そして、お客様を育てる視点。
これからは、そんなことが大切ではないかと思います。