電車の中に小さな赤ちゃんとお母さんがいました。

赤ちゃんがバタバタとあばれ、大きな声で泣き、物を散らかし、あやすお母さんは大変そうでした。

そんな時、無骨な雰囲気の、体格の大きな男性が、立ち上がりました。

どうなるんだろう…と何だかドキドキしながらその様子を見ていました。

すると男性は低い声で一言、


「どうぞ」


と言い席を譲ろうとしました。


お母さんは申し訳ないというように、遠慮していました。

男性が「次降りますから、どうぞ。」と再度言うと、それじゃあ…と何度も頭を下げ、「有難うございます」と言いながら、そのお母さんは席に座りました。


そして男性は、次の駅で降りました。


けれど彼は一旦ホームへ降り、お母さんと赤ちゃんに気づかれないように、再び同じ電車の別の車両に乗り込んだんです✨


その様子を見て、何だかとっても心あたたまる気がしました。


言葉は少なくても、行動で示すさりげない優しさ。


何だか彼が武士に見えました✨笑


日本って良いな。

そういう優しさって、なんだか素敵だなぁ✨✨

と思いました。







ある日友人とゲームをしてみました。
とても単純でシンプルなそのゲーム。
私がこれだ!と思い試した方法と、友人が試した方法は全く別の方法でした。



なんだか、衝撃的でした。



いつだって正解が一つしかないと思うのはナンセンスですよね。



やり方は違ってもゲームはクリアしていけるのと同じ事。



とても良い作戦だと思っていても、何度やっても出来ない時は、作戦自体を変えたら上手くいく事だってあります。


壁を乗り越える時に必要な事の一つは、発想力。



発想力を養う為には、自分と違う価値観の人から沢山吸収する事。



「人との出会いは宝物」とよく言いますが、これ、本当ですね。


昔、学生時代に、何故ホセがカルメンを最後刺すのか理解出来ないという人がいて。

理解する為には、海外の習慣や文化がわからなければいけない。と言っていました。

その時は、「なるほど、そうなのかもな。」と思ったのです。


この前のカルメンを見て、その思いは変わりました。


ホセが極限まで追い込まれていくその様子を見れば、日本の文化、外国の文化関係無く、起こりうる事件だ、と、まざまざと思わせてくれたのです。


仕事と、愛する人。

もちろんどちらも大切にしたい。

昔働いていた郷土料理屋さんの大将が、
「仕事と私どっちを愛してるの?っていう言葉があるけれど。
比べられない。
愛する人と生きていく為に。食べていく為にも仕事が必要だから、それを優先せざるを得ない。」

と仰っていました。

もし、
仕事=自分の誇り。存在意義。
であるならば。

そんな時、どんなに愛していても、それを共有出来なければ、別れざるを得ない、というのは日本でもよくある話。



きっと。
それでも自分のものでいて欲しいという独善。それがホセを突き動かすのじゃないかな、と。


そんな事を深く考えさせられるカルメンでした。