母音に挟まれたrと、語頭にくるrでは、巻き舌の回数が変わるんだよ〜ということを音大の授業で習ったのはいったい何年前でしょうか?(笑)
それを教えてくれたのも、日本に住んでいるイタリア人の先生だった記憶があります。
ただ、発音のルールって事細かに教えてくれる人、あんまりいなかった記憶があります。
(教えられる人自体が、多分少ないんだと思いますが…)
今イタリアのコンセルヴァトーリオで、イタリア人が、イタリア人に、イタリア語の発音を教えるという授業を、外国人の私が受けていますが、とても興味深く面白いです!!
この授業だけでも、コンセルに入った価値があるというものです(笑)
なぜなら、私が授業で勉強したことを一般のイタリア人に話すと、「そう言われてみればそんな法則があるね〜」とか、「へー!知らなかったー!」と言われることが多々あります。笑笑
コンセルの先生が最初の授業の時にこうおっしゃっていました。
「僕たちイタリア北部に住んでいる人間は、二重子音を省略しがちだから、イタリア人だからといってイタリア語がいつも正しく発音出来ているわけではないんだ。この授業は歌手の人は必修科目で、イタリア語を喋れると考えているイタリア人だからこそ、学ぶ価値がある。方言ではなく、現代イタリア語の正しい発音、さらに、古いイタリア語の正しい発音についても言及していくよ。宿題も、みっちりあるから覚悟して!」
と言われて、実際宿題も多いのですが…笑笑
楽しいです!!\(^o^)/
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P.S.
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