私は
小さい頃から
ずっと自分の声に
コンプレックスがあったし、
そのコンプレックスを
むしろ活かして、
何かできないかな?
ということを
ずっと考えていた人間なので
声を使う作業は、とても好きです。
「ゆかりの声は
キンキンうるさい!」と
何度人に耳を塞がれ、
からかわれたことでしょう。
人にからかわれる、
馬鹿にされる部分というのは、
他人が、
からかいたくなってしまうぐらい、
突出して、
特殊だということ。
そこを他人と合わせて、
引っ込めようとはせずに、
そのまま伸ばし続けたら、
その人オリジナルの、
その人にしかない、
美点になるのではないか?
ということを、
いつも考えていますし、
自分の生徒さん達にも、
いつも伝えています。
私が
歌や声を扱う作業を
楽しいと思えるのは、
それぞれ一人一人が、
世界に一つしかない楽器を扱って、
行うことだからかもしれません。
人間一人一人
誰しもが
唯一無二なんだと
感じられることが
とても心地いいのです。
どんな声にも
特徴があり
長所と
短所があり
とある世界では認められ
別の世界では蔑まれ
何を良しとするか
何を悪しとするかは
常に
人の価値観でしかなく
声とは
人間の人生そのものだと
感じるのです。
だから私は
声を聞くと
その人の
人生を
垣間見れる気がするし
その人の
性格や在り様を
感じることができます。
だから
苦しんでいる
何かに囚われていると感じたら
そこから解放してあげたいと思うし
楽に
幸せになれる方法を
一緒に探していきたいなと思う。
【声楽】って
「声」を「楽」にって
書くんですよね。
これは
私自身が歌っていて
いつも感じることなのですが
声が楽になると
心も楽になっていることが
多いです。
だから
歌を教えるという技術を通じて
その人を一歩でも
幸せに近づけるお手伝いをする。
それが
私にとっての
【声楽】レッスンです。
【レッスンに関してはこちら☆】