こんにちは
色んな国の、色んな年齢の人と英語で話していて、よく感じることなのですが、
自分の年齢も、相手の年齢も、全く気にせず話しているなと。
20代から70代まで、英語で話す時は、相手のも自分の年齢も、
全く関係なく、意識になく話しています。
日本語には、丁寧語と、タメ口がありますが、2人の間に年齢の上下があると
いつしか、一方はタメ口に、一方は丁寧語になることが多いのではないかと思います。
これは、日本語に、敬語があるからではなく、日本語には、「タメ口」があるから起こる現象ではないかと
思ってしまいました。
英語で話している時って、何歳の人とでも、同じ言葉で話しています。
ところで、英語に敬語がないかと言うと、そうとも言えないと思います。
日本語のように、謙譲語、尊敬語、丁寧語という文法はありませんが、
(謙譲語:食べる⇒頂く 尊敬語:来る⇒おみえになる 丁寧語:楽しいなぁ⇒楽しいです)
英語にも、丁寧な「言い回し」は沢山あります。
その一つが、「わたしだったら」「あなただったら」という言い方。
例えば、wouldを使って言い表すことが出来ます。
"Would you like something to drink?"は、分かりやすい日本語だと「何かお飲み物はいかがですか?」となりますが、
超直訳すると「あなただったら、何を飲みますか」と言えると思います。
この様に、「あなただったら」と言うことが、英語では丁寧な言い回しの一つです。
日本語は敬語があるから、丁寧な表現があると言えるかもしれませんが、
年齢の上下だけで、タメ口になったりするので、もしかしたら、タメ口がある少し乱暴な一面を持った言語でもあるのかも
しれないと、英語を色んな年齢の人と話していると思っていまいます。
「先生、敬語やめてください。」って年下の人に言われたことがありますが、これは、英語の延長で
そうなってしまうのだと思います。
反対に、私は、年下の人に、タメ口で話されると、嬉しくて、「親しく感じてくれている」のだと思います。
タメ口、敬語が身分、年齢の上下で起こることではなく、その人間関係の親密さによって起こる現象
だと、本当に快適な人間関係ではないかと思います。
年齢の上下関係なく同一レベルの言葉でコミュニケーションが取れるって、とても心地よいと思います。