Soonは本当にすぐにか!? | Ploum ploum un deux trois

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こんにちはとびだすピスケ2

イングリッシュスクールココロのNaomiです。

 

仕事でのメールについて、「返事が返ってこないんです、困りました。」と言う相談をよく受けます。

その方のメールを見てみると、このように書いてありました。

Please reply to me as soon as possible.

 

a.s.a.p.(as soon as possible)は、「出来るだけすぐに」という日本語訳になりますが、そもそもsoonってどのくらい「すぐに」なのか考えてみましょう。

例えば、MadonnaのコンサートがComing soon!とポスターに書いてあったら、すぐにマドンナがやってくると思いますか?きっと、1月の今頃見たら、夏頃にコンサートがあるのかなって思いますよね。

っていう時間の猶予がsoonです。

soonの時間の猶予は、日本語でもとても良く表れています。

例えば、上司に「すぐこれをやりなさい!」と言うと、「はい!この作業が終わったらすぐに取り掛かります。」と部下から返事が返ってくるかもしれません。

一方、「今、これをやりなさい。」と上司に言われると、「はい。」と言って部下は、直ちに取り掛かるでしょう。

 

日本語でも、「すぐに」と言う表現は、聞きてに時間の猶予を与えてしまう表現です。もし、本当に、直ちに相手を動かしたいのあれば、soonやすぐに、という表現は避けた方が良さそうです。

 

では、本題に戻って、すぐにちゃんと返事が欲しい場合は、a.s.a.p.ではなく、何という表現を使えば良いかと言うと、

right now

immediately

などです。

 

「恐れ入りますが、お返事をすぐに頂けますと助かります。」

と言いたい時は、

I would like you to reply to me immediately.

と、きちんと書きましょう。

 

相手に理解を求めるのではなく、自分の伝えたい事をきちんと伝える事を意識することが、

色々な国の人たちとコミュニケーションを円滑に行う為に大変重要な考え方です。

 

また、私は、国間だけでなく、同じ国籍同士、私たちであれば、日本人同士であっても、相手がこう思うかな、ああ思われたらどうしようと、考えるよりも、お互いが、自分の考えを人に理解してもらうためには、聞き手ではなく、話し手に責任があると考えると、コミュニケーションが、円滑になるだけでなく、良好な人間関係が築けるのではないかと思います。

 

イングリッシュスクールココロでは、実際に海外で、または、英語で仕事をしたことがある講師が、自分の経験などもお話ししながら、学習者のレベルに合った、その人なりの最高の運用力を身に付けて頂けるよう指導しております。

是非、無料体験レッスンをご利用くださいませビックリマーク

 

イングリッシュスクールココロ

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