
21世紀型スキルのひとつ、クリティカルシンキング。
意外に知られていない21世紀型スキルですが、こちらに説明があります。
読み書きを身に付ける事が生き抜く技術だった20世紀。ATC21sが提唱している21世紀型スキル。情報溢れるデジタル化した社会を自己責任で判断し生き抜く技術です。
静岡大学の研究室のこんな情報も。
イングリッシュスクールココロのココロ式レッスンは21世紀型レッスン。
「なぜ?」と根拠を考え、正解を答える事を評価するのではなく、学習者自身から質問が出る用導くメソッドです。
なぜ?と考える事こそがクリティカルシンキング。
先日、中2、3のスーパーイングリッシュクラスでこんな質問をしました。
(全て英語です。)
なぜ、学校に行くのか?
最初は、No idea.とか、Must.なんて言っていたのですが、自分自身にWhy do I go to school?と声を出して問いかけていると、元気の出る素直な本心と真の「なぜ学校に行くのか?」への各々の答えを言い始めました。
友達に会うため。
わたし、勉強好きだから。世界史が好きだから、学校へ行くの。
一人で家にいても面白くないから。
大学には色んな科目があって、きっと、大学に行けば、私が面白いと思う科目に出会えると思うから、大学に行きたい。そのためには、中学校、高校に行かなきゃ。
それに、クラブ活動したいし。
(この子はバレー部)
友達と話すことがあるから。
こんな風に、「なぜ学校へ行くのか?」の理由や目的が、スラスラと出てきました。
「当たり前だから」では、味気ない何の意味もないように見える「学校へ行く」と言う事。実は、子供たちは、行かなきゃいけないから学校へ行っているのではなく、行く目的があるから行っていたのでした。
教育を受ける権利がある子供たち。
教育を受けさせる義務がある大人。
私は、このレッスンで、大人は、子供たちが学校へ行く義務があると、自分たちの義務を履き違えているのではと思いました。
権利とは美味しいもの。学校には何か美味しいものがあるから、それを目的に子供たちは学校へ行っているのだと、
クリティカルシンキングで分かりました。
もし、日本語で
「どうして学校へ行かなきゃいけないの?」なんて大人に尋ねたら、質問ではなく反抗と捉えられ、「当たり前よ!学生でしょ!」なんて返してしまうのでは。
そんな、何の根拠もない、ただ上から力で押さえつける考え方は、私は、20世紀に置いてきました。
英語だから実現する
Why do I go to school?
という質問。
ココロ式レッスンは21世紀型レッスン。
クリティカルシンキングベースのココロクリティカルメソッドは、「覚える」から「考え抜く」へシフトさせる、日本人学習者だけのために設計された指導メソッド。
ぜひ、ココロ式レッスンを体験してみてください。
イングリッシュスクールココロ
