英検の活用 | Ploum ploum un deux trois

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先日の英検実施の結果は明日の発表ですが、3級以上は、2次試験でインタビューがあります。

昨日、高校生のY君が、こんな事を言っていました。


Y 「先生、英検の2次って、元気よく笑顔で話せば、みんな受かるんじゃないの?」

私 「元気がいいのは、大切な要素だけど、それだけじゃ合格出来ないよ。Yは、いつも、そんなに元気にしてたの?って言うか、いつもの調子だったって事?」(相当、元気です、この方。)

Y 「まず、面接の部屋に入るじゃん。女性の面接官だったら、"Good morning, You are so beautiful!"って、いつも言っとったよ。」

私 「ははは、さすが~。面接官、喜ばれたでしょう。」

Y 「Thank you so much!って言ってくれたよ。」


彼の話を聞いていると、英検の活用は、語彙力が上がるとか、やる気に繋がるとか、海外の大学へ行けるとかだけでなく、インタビューを楽しむ度胸を付ける場として活用すると良いなあと思いました。


いつも、他の講師にもお母様方にも話している事ですが、

英検のような試験は、一種のゲームだと思っています。ゲームの素晴らしい点はいくつもありますが、

一番大きなメリットは、「失敗できる」ところだと思います。

失敗こそが、自分の重要なデータです。特に、日本人は、失敗を避け、慎重に成功を追及する姿勢が強いからこそ、打たれ強くなかったり、凹むとやる気が復活しなかったり・・・と、とてもか弱い一面を持っていると思います。

ゲームは、失敗を体験できる貴重な場です。その貴重な失敗をデータとして分析し、次の戦略へ繋げる、駆け引きが出来る、これらの練習だと思って、英検に臨むのも、

大変面白いのではないかと思います。


今回、合格者、不合格者の両方がいると思いますが、もしかすると、合格者の方が、不合格者より収集データ量が少ないかもしれません。どちらも、結果をデータとしてとらえ、大きく一喜一憂するのではなく、喜んでも悲しんでも、データを反映させて、次のステップへ繋げて行きましょう。得に、当スクールの英検受験者は、殆どが小学生ですので、戦略、駆け引きのゲーム感覚を是非、身に付けて欲しいと思います。


イングリッシュスクールココロ
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