
英語の先生達は、可算名詞、不可算名詞について説明しなければいけない場面がありますよね。
生徒から質問が出ているのに、上から押し付けがましく、英語はそういうものなんだっ!で済ませたのでは、単語一つ一つ記憶する作業になり、気が遠くなりそうです

私はいつも、お豆腐はいくら切ってもお豆腐に違いない、紙もいくら切っても紙に違いない、このように切っても切ってもその物であることに変わりないものはuncountable(数えられない名詞)だと説明しているのですが、
広島大学の言語学者の吉田先生はこのように言われています。
広島大学大学院総合科学研究科教授・言語学者の吉田光演[21]も、可算名詞には「個体としての離散的な境界」があると説明している[22]。例えば、「water」はいくら分割したり注ぎ足したりしても均質的で「water」のままであるのに対し、個体としての境界がある「dog」に「dog」を付け足したら「dogs」という複数形にならざるを得ず、逆に分割したら別の言葉が必要になる。
(Wikipedia)
とっても分かりやすいなぁと思いました。特に、なるほどと思ったのは、「犬を分割すしたら。。。」←これ、怖すぎ

私の説明は不可算名詞の分割しか言及していないので、可算名詞まで説明が及んでいません。
今まで、生徒がdogと言う風に、a dog でもなければ、dogsでもないdogと言った時は、
「なんか、手足の辺がぼや~としてて気持ち悪いので止めてちょうだい

と言っておりましたが、今度から
「犬の切り身みたいで気持ち悪い


日本語には単数複数の概念がありませんから、よほど幼い時からきちんとした名詞の感覚が身に付かない限り、このような場面には頻繁に遭遇します。
インターナショナル幼稚園のお子さまは、間違いを恐れず、本当に何でも英語で話しますが、可算名詞・不可算名詞の感覚が定着はしていないように思います。
イングリッシュスクールココロでは、高度な文法の前に、このような英語の本質的な文法の定着を、子供のレッスンでは大切にしています。
海外の教材の中から、クリティカルシンキングが実現する教材をセレクトし、本質的な文法を定着させ、読む、聞く、書く、話すの4技能をココロ式レッスンでは運用しています。

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