こんな事態になった光景をレッスンで見ました。
"Don't you smoke?"(タバコを吸わないですか?)
"Yes."(はい。)
"Oh, you somke!?"(タバコを吸うのですね。)
"No."(いいえ。)
"Oh, you don't smoke."(あー、吸わないのですね。)
"Yes."(はい。)←吸いませんって言う意味で言っている。
という永遠に続きそうなやり取りが始まってしまいました。
Don't you~?
で尋ねれると、えーと、「はい」が「いいえ」で、「いいえ」が「はい」で・・・
なんて考えた事がある日本人は、沢山いると思います。
日本語は、
「吸わないの?」という質問に同調して、「はい。」と言うのに対し、
英語は、Yes, I do. I somke. または、No, I don't. I don't smoke.
という事実を述べているだけですので、日本人には、この様な、ややこしい事態が起こります。
この永遠に終わりの来ない平行線の二人にならない方法は・・・
その1。
YesもNoも言わない。
いきなり、I smoke.または、I don't smoke.と言う。
が、これが出来れば、苦労しないですよね。そもそも、これが最初から言える人であれば、平行線にならないです。でも、もし、良かったら、最初からYesもNoも言わないっていうのを試してみてください。
その2。
Don't youが聞こえたら、Yesだけでなく、Yes, That's right.と、That's right.を必ず付け足す。
That's right.は、なぜか、日本人は、よく言います!
Yes, that's right.とは、日本語の「はい、その通りです。」、つまり、同調ですので、「吸わないよね」に同調して、「はい、吸いません。」と言う意味になります。
そして、No.と言える人は、問題ない人ですので、もし、喫煙者であれば、Yes. と言った時は、Yes, I do. I smoke.と言っています。
Don't you~?とか、Aren't you~?と、「あっ、否定!」慌ててYes!と言ってしまったら、続けて、That's right.と言ってみてください。その人の思いと、発言が一致します。