前から行ってみたかった京のじゅばん&町家美術館、川崎邸。


こんな通路を通って中に入ります。

玄関を上がるとすぐ右手には洋間が。
迎賓館の役割も果たしたという川崎邸は、和洋折衷の造りです。

お茶室。

大きな戸があるのは、皇族が訪れるためだそうです。千利休の教えには反していますが、入りやすい設計になったそうです。
中庭。重要文化財のお手入れは大変だと川崎さんがおっしゃっていました。

こんな廊下の脇のお部屋に、素晴らしい屏風、じゅばんが展示してあります。写真撮影は厳禁ですが、本当に見飽きないほどの洗練された美しいものばかりでした。

2階にあがると、洋間がまたひとつ。

2階からは、前の通りを通る祇園祭の鉾が間近で見られるそうです。今年の写真がかざってありましたが、とても21世紀とは思えない風情で、文化の豊かさが少し羨ましくなってしまいました。
展示物のお部屋からの眺め。

暑さをすっかり忘れてしまいました。
日曜日で観光名所はごった返していましたが、こちらは、人混みとは無縁のようで、ゆっくり観覧できました。
京のじゅばん&町家美術館は、
三条新町通りを下ります。