Best-selling author Haruki Murakami's latest novel is already a blockbuster in Japan. Once it is translated in English, it is bound to take the world by storm.
The Asahi Shimbun AJW
村上春樹さんの最新作『色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年』が大ヒットしていますが、
それが英語に翻訳されるそうです。
そして、見出しにあるように、翻訳されても、何もlost in translation しないのだそうです。
村上春樹さんの作品を翻訳する事を考えると、絶対lost in translationしてしまうに決まってると思ってしまいます。なんだか、とっても翻訳が難しそうだからです。
なぜなら、ビミョーな意味って含まれているではないですか、色んな言葉に。
この記事の本文では、翻訳されているアリゾナ大学の教授のガブリエル先生は、こんな苦悩を挙げていらしゃいます。
登場人物で、田崎の近しい人たちの家族の名前が色がついた名前で、例えば、「赤松さん」という具合に「赤」が入っている。
これをRed Pineさんと訳したら名前としておかしいし、Akamatsuさんとしたら、色が分らないし、
う~ん、一体、どのように翻訳されるのでしょうね。
とても楽しみです。
さて、lost in translation ですが、translation(翻訳)でlost(失われる)のは、どんな事だと思いますか?
ニュアンスとか、言わんとすることとか、そういう事が翻訳により、消えてしまう事が多くあります。
lost in translationとは、そのようなニュアンスや言わんとすること、その良さが翻訳により失われる、という意味です。
スペースアルク英辞郎 からこんな例文を引っ張ってきました。参考にされてみてください。
