懐かしい車が復活!? | Ploum ploum un deux trois

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Nissan to revive Datsun for emerging markets


JAKARTA--Nissan Motor Co. plans to revive the Datsun, which will become the first brand of the major Japanese automakers dedicated to emerging economies.


Asahi Japna Watch


ニッサンの「ダットサン」が復活!?

車に興味がそんなにあるわけではありませんが、Datsunは印象に残っています。


話は変わりますが、ダットサンとも全然関係ないのですが、ゴーンさんを見て、

ミスタービーンを思い出すのは私だけ?


どうして、この記事が目にとまったかというと、私、ゴーンさんのファンだからです。

以前ゴーンさんの通訳をされていた方の記事にこんな事が書いてありました。

『ゴーンさんは、通訳者と信頼関係ができあがるまで、お話をされる時、

文章を短めにして話されます。自分の考えがきちんと社員に伝わるように、

短い文章で、翻訳を通しても意味が変わらないように、配慮されていました。

そして、一旦、信頼関係ができあがると、普段通りの話方になり、

文章が長くなりました。』


私は、この通訳の方の記事から、異文化交流の姿勢を学ぶことができました。ゴーンさんは、世界を舞台に活躍される方ですから、言葉から言葉への置き換えは、非常に難しいと言う事をよく御存じで、

ご自分の意思をきちんと伝えることが最重要課題であるため、

自分の本来の話し方はせず、シンプルな文を並べて、ご自分の意思を正確に

社員に伝えようとされたのだそうです。


翻訳は、原文をそのまま表現することは不可能です。

また、翻訳は言語間だけに適用されるものではなく、

同一言語間でも、翻訳は発生します。

Aさんが、「このステーキ美味しい!」と言い、Bさんは、「そうだね~。美味しいね~。」と言いました。

この二人の間にも「翻訳」は起っています。

Aさんは、「このステーキは柔らかくて美味しい。」と思い、Bさんは、「味付けがBさん好みの薄味で美味しい。」と思っていました。

一人の人が言葉を発し、それを受け止めた人が同じ理解を持っていることはありえないというのが、

実際なのです。

それが、言語間ともなれば、意思を伝えるのは至難。

ゴーンさんは、それをご自分の経験から嫌という程知り、また、それを乗り越えて今日に到達されているのだなあと、ものすごく感動しました。

シンプルに自分の意思を述べ、聞き手の文化や背景を学習し理解しようとする姿勢こそが、

コミュニケーションの姿勢であると思います。