なんだか、すっごーーく堅そうな感じのタイトルですが、それはそれは、楽しくて美味しい会「バッカナールの会」。バッカナールのの会の紹介文が、タイトルのようにあったので、一応そう書いてみました。
オリエンタルホテル広島さんの美味しいお料理とおしゃべりを楽しむ会です。
いつものごとく、大笑いの会でもありました
先日のバッカナールの会では、マスターソムリエの永島さんが、珍しいシャンパン、ワイン、ベルモットをご用意して下さいました。
そのベルモット、ワイン、シャンパンについてお勉強したことを忘れないうちに書きとめておこうと思います。
まず、食前酒にベルモット。
Bermouthと書き、英語では、バムースと発音します。
今回のBermouthは、DOLIN。
普通のベルモットより飲みやすいものだと言う事でしたが、
本当にその通りで、刺激が少なく甘さもあって飲みやすかったです。
DOLINは、Chanberyのベルモットだそうです。シャンベリーという都市は、イタリアに隣接しているサボワ地方の都市です。
そして、シャンパン。
ここは、忘れないうちに書かなければ!
今回のシャンパンは、Vilmart Coeur de Cuveee 2000 です。ものすごく希少なシャンパンだそうです。
(私、ワインにも、シャンパンにも、ぜーんぜん詳しくありませんので。永島さんの話された事を
覚えているだけ書きます。)
coeurというのは、英語では、heart、日本語だと、心、心臓です。また、核という意味もあります。
そう言えば、アーティーチョークなどの芯の事も、英語なら、heart, フランス語なら、coeurと言います。
と言う事で、Cuveeの核であるVilmartとなります。(まだ、???です(笑)
Cuveeですが、これは、ワイン用語で、英語では、tank や vat で、樽という意味です。
このシャンパンの製造過程での樽が核となる樽だったという事だそうです。
これだけでも、希少な感じがしますが、これに加えて、
次のキーワード、
negosiant manipulin ネゴシアン マニピュラン
recoltant manipulin レコルタン マニピュラン
です。
manipulin は、取引という意味です。
negosiantですが、ネゴシと聞くと、ネゴシエイトという英語、交渉するという単語と似ていますね。元はフランス語のネゴシエです。 ネゴシエ マニピュランは、交渉して取引するという意味ですから、
一つの会社がいくつかの畑からのぶどうで製造するということだそうです。
レコルタンrecoltantは、レコルテrecolterという「収穫する」という意味のフランス語からの派生です。
語尾のant は、英語では、ingに当たり、「~している」という意味です。
レコルタン マニピュランは、収穫取引という意味になりますから、
一社が複数の畑からのぶどうで製造するのではなく、ひとつの畑から収穫しされたぶどうで、その畑、つまりメーカー自身で作るという事だそうです。
Vilmartは、一つの畑(メーカー)が、製造過程では、核となる樽で作ったシャンパンという事だそうです。
うーん、確かに、希少そうです。
長くなってしまったので、ワインは次の記事で。
永島さんは、お話がとても上手でいらっしゃり、面白く、分かりやすく教えてくださいました。