Close to me! ─ 添乗員のひとり言 ─ -7ページ目

Close to me! ─ 添乗員のひとり言 ─

海外旅行業務40年・海外添乗回数350回超の経験・知識・技術を伝えていきます。

   首題の件、先日、美人のマダムに質問されました。


   どうも私は、モーツァルト歌劇(オペラ)“ドン・ジョバンの主役のように思われているようなんですが、とんでもありません。

   実際は実に真面目で、善良小市民です。


   さて本題ですが、その美人マダムに回答しました、“やらせて”。

   後にエピソード1&2で語りますが、当該美人マダムに顰蹙(ひんしゅく)をかい、頭を丸めてお詫びする羽目になりました。

    もっとも、頭は既に丸まっておりました。


   決して当該美人マダムに“やらせて”と言った訳ではないのですが、顔がやらしいので、そう思われたのかな・・・?


   エピソード1:40年近く前、25・6歳の頃、当時勤めておりました海外旅行専門会社N.O.E.、一年先輩に連れられキャバレーに行きました。


   20歳代前半は東南アジアを主に添乗受け持ちしておりました。

   丁度、フィリピンから帰ったばかりで、よく日に焼け、民族衣装バロンシャツ(白の麻)を着ておりました。

   誰が見てもフィリピン人です。

   先輩が今日はお前フィリピン人になれとのミッションを戴き、一切日本語喋るなと言われました。或る一言を除いて。


   その一言こそ、“やらせて”。

   会話は先輩が通訳するという事で、会話は大いに弾みました。

   ここで、私は勿論始めて逢った女性ですが(先輩は常連)、じっと相手の目を見真面目な顔で“やらせて”。

   何度言ったか分かりません唯ひたすらやらせて”。


   先輩が、電話やトイレで席をはずすと、先輩の彼女(A)・私の相手方(Bの二人が、日本語が通じないと思い込んでいるので、言うわ、言うわの猥談(わいだん)オンパレード

   女性同士の猥談の凄さを垣間見ました。


   私としては、聞いているのに聞かぬふり意味が分かっているのに分からぬふり腹を抱えて笑いたいのをじっとこらえて知らぬふり

   辛い状況でしたが、メッチャ面白かったです


   ここで当時の会話の一部を、記憶している範囲で紹介致します。

   A:さっきから“やらせて”て言ってるけどどうすんの?

   B:そんな、今日始めて逢ったばかりで、無理!

   A:フィリピンではお金持ちや見たいやん。日本に商売できてるんやし。

   B:でもさっき、お金で女性を買うような事、嫌いやって通訳してはったやん。(でも本当は、ただ貧乏やったから)

   A:せやけど勿体(もったい)無いなー。外人とオ○コするチャンスってそうないで。私が代わりたいほどやわ。

   B:そう言えば、外人ってチン○ン日本人より大きいって言うもんなー。

   A:ナに言うてんの、それは欧米人・白人の事や。でも、フニャチンらしいで。

   B:フィリピンは日本より貧しいから、栄養が行き届いてないから、寧(むし)ろ、小さいかもナー。その代わりメッチャ硬いで。

   A:試してみたら?明日の飛行機で帰るって言うテはるし。

   B:それでも、“安い女”って思われへんかナー?

   A:あんなに何遍も“やらせて”言うテはるし、優しそうで男前やし、ヤリヤリ。

   ここらで先輩帰席。

   A:Bちゃん、初めて会ったばかりやし、無理みたい。次,来はった時は考えるわ。

   先輩:多分次は無いと思うわ。シャー無いな、今晩家(うち)に泊めるわ。

   そして帰り際、Bちゃんが、そっと私の手に紙切れを渡しました。

   後で電話してっというメッセージとともに、アパートの電話番号が書いて有りました。

   さてその後は・・・。   ケ・セラ・セラ。


   殺し文句は、TPO時間・場所・場合)が大事です。

   どんな気障(きざ)な言葉でも、照れずに平然と言えなければ、効果は有りません。

   そして何より大事な事は、相手の目を優しくじっと見つめる(睨んでは駄目)事だと思います。


   まだ生涯の相手と巡り会えてない、そこの君!Go for it ! (頑張れ)


   究極の殺し文句として“やらせて”を紹介致しました。

   歯の浮くような言葉、多くの言葉は必要有りません誠実な対応こそ大切です。


   エピソード2は、リッチなお客様に連れて行ってもらった、北新地

   今度は通訳役の先輩はいません。総て日本語で行いました。

   滞在中、言葉の端端で、言った言葉何度も

   “それにつけても、君は綺麗(可愛い)ねやらせて”。

   さすがの北新地目を見張るほどの美人通じたか

   

   余りにも自分の恥をさらすようで、家族に対して気が引けるので、この辺でおしまい。


   恋に臆病になっている若者たち、意思表示しなければ解決を見ることは無い。これは男女を問わずだ

   言葉を尽くすんではなく尽くしなさい


   21st, November, 2012 / T.Konishi


   *備考:モーツァルト歌劇“ドン・ジョヴァン二”は、ヨーロッパに広く言い伝えられる“ドン・ファン”を原作として書かれた歌劇。

   主人公ドン・ジョヴァンニは女たらしの貴族。生涯おおよそ2000人(イタリア人640人・ドイツ人231人・スペイン人1003人)もの女性と関係を持った

   老若・身分・容姿を問わぬ、自称“愛の運び手”。

   最後、地獄に落ちる

   とても悪いいい?)やつ。

  


   ズーっと昔、有る化粧品会社 SUN OIL PR Poster, 夏目雅子さんの見事に日に焼けた、上半身裸、後ろ向き姿が目に焼きついております


   当時はまだ、小麦色の肌、つまりは健康的という考えがまだ残っておりました。そう、あの人鈴木その子さん(美白の女王)が出て来るまでは。


   深窓の麗人・色白は七難隠す。女性にとっては魅力的な言葉です。本では

   色白を競う、つまりセレブリティー(深窓の麗人)である事をアピールする。


   日に焼けた肌土方焼けとも言われます)は太陽の元で働き続ける肉体労働者と見なされ、忌み嫌われてきた伝統があります。


   では、欧米ではどうかな?特にヨーロッパでは。

   もともと透き通るような色白の彼らは、小麦色の肌に憧れがあります


   一年を通して、日焼けしてない人は貧乏人と言われます。つまり、働き詰め、バカンスに行くお金なし、と言う事です。

   その為、そういう人達は夏の晴れた日は、こぞって、市内の公園に行き、家族でスッポンポンになって、日光浴をします。特に中以北欧州

   安近短やな。


   欧州セレブは、お金に糸目はつけず、バカンスに南仏・タヒチ・モーリシャス・カナリア諸島・モルジブ・ハワイ等々に出掛け、これでもかと日に焼きます。


   ところが悲しいかな、メラニン色素余り持ち合わせていない彼らは、焼いても赤くなるだけで直ぐ元に戻ります


   それでも挫けず繰り返し日に焼き小麦色を勝ち取ります

   この強烈な肌へのストレスの為、後に皮膚癌になると言う事です。


   我々日本人は、ありがたいことにメラニン色素に恵まれ、紫外線の少しの照射で、いい感じに焼けます。


   皮膚DNAを傷つける事は殆ど有りません。皮膚がんの心配は、さほどしなくていいでしょう。 “染み”については知りません。どの程度の日焼けでそうなるのかは、個人差と、が関係するのかな?

   詳しくはナリス化粧品関係者に聞いて下さい。みんな良く知ってますよ。(サービスPR)。


   さて、皆さんは“クララ症候群”って知ってますか?

   あの、アルプスの少女ハイジでのクララです。将に典型的な深窓の麗人です。

   そのクララがフランクフルトを離れ、ハイジの元で暮らし始め、車椅子から立ち上がった感動的なシーンを憶えておりますか?


   当時の医学最先端ドイツ、フランクフルトで、どの医者も治せなかったクララの脚を、復活させたのは?

   ハイジの友情?アルプスの綺麗な空気?美味しいチーズとパン?

   そのどれも役には立っているでしょうが、一番は・・・


   そうなんですよ川崎さん(これは古かったな)、燦燦(さんさん)と降り注太陽なんです。

  

   太陽光線(紫外線を含む)はビタミンDを生成します。ビタミンDを“太陽のビタミン”と呼ぶのはその為です。


   ビタミンDが欠乏すると怖いですよ

   自己免疫力低下総ての病気の元・クル病ひどい虫歯骨軟化症骨粗しょう症等々。


   日に焼き過ぎは決してお薦めしませんが適度な日光浴健康の為にも大事だと思います。

   そんなに嫌わないで下さいよSUN(太陽)ちゃんを


   北欧では保育・幼稚園児は一日に最低1回は外に連れ出し、太陽に当てなければならない言う法律?条例?があります。


   美白にこだわったお母さんと適度に日に焼けたお母さんとの母乳含まれるビタミンDの含有量1:10 の違いが有ったそうです。


   胎児・乳幼児にとってのビタミンD自力では取れません

   総てはお母さん貴方を通じての事。

   骨・歯・自己免疫力という大事なプレゼントを赤ちゃんに上げれるのは君たちなんだ


   これから真面目なエッチ(sex) しようとしている、そこの君、太陽に当たること忘れては駄目だよ。


   Sun燦燦と降り注げば元気なSon(娘も)が生まれる。

   素晴らしい、明日の日本を支える子供たちに太陽の光が注がれん事を・・・。


   GOD Bless US!(神の御加護を!)


   12th, November, 2012 / T.Konishi


   追伸:真面目なエッチとは、子作り(種族保存)を目的としたもの。

        不真面目なエッチとは、快楽を追求した、本来の目的を逸脱したもの。でも或る意味、これも本能に忠実な、真面目なエッチかも。これは自己弁護自分の正当化)では有りません

   断っておかなくてはならない事があります。


   私の知識は更新しておりますが、経験は、一応添乗員現役引退しておりますので、ガラパゴス状態になっている事も有るかと思います。悪しからず。


   自分が絶対正しいなどとは、間違っても思っておりません。

   善悪・正邪・取捨選択は、自己責任にて願います。


   さて、首題の件の続きです。以下に。


  *ピザパイ(ピザ・ピッツァ):イタリアに於いてピッツァは一流レストランではメニューに有りません。普通のレストランには有ります。


   何処でどう間違って伝わったのか知りませんが、日本の常識に成っている手で摘(つま)む光景は、イタリアでは見られません。



   殆ど例外なく、ナイフとフォークで食べていますよ

   イタリアで食べる時には気を付けて下さい。


  *スパゲッティ:コースメニューでスパゲッティが出れば、スープは出ません。スープが出ればスパゲッティは出ません。

   

   決してメインメニュウでは有りません

   いくら美味しいからと言って、何回もおかわり(希望すればやってくれます)すれば、あとのメインメニューに支障をきたします。


   勿論コースメニューではなく、単品でオーダーする事も出来ます。

   気を付けて下さい。スパゲッティナポリタンは日本人が考えた日本だけのものです。日本でのみ愉しんでください。


   日本でよく見かけますが(特に女性)、スパゲッティを食べる時、スプーンで受けてフォークに巻きつける

   本場ではスプーンは使いません。(例外:スープスパゲッティ

   恥かきますよ。子供が上手くフォークが使えないので、スプーンとフォークを使っているのを見たことあります。


  *ナイフ・フォーク:日本では高級レストランフルコースメニューの時、左右にナイフ・フォークがずらり並んでおります

   一流であるかのごとく


   この形は、何事も合理的に考えるアメリカ式だと思います。

   ヨーロッパに於いて、超一流レストランでは、一品ごとにナイフ・フォーク代えてくれます

   レストラン側にすれば面倒な事では有りますが、顧客側ではシンプル(どれを使うのか間違いがない)で分かりやすい。


   自分たち(レストラン側)の都合ではなく、その煩わしさを敢えていとわず、さりげなくする事も、サービスの一環と考えているようです。


   ヨーロッパでも、普通のレストランでは、日本と同じです

   いちいち、お皿が変わるごとに、新しいナイフ・フォークを持って来る事は有りません。左右にずらり並んでいます。


  *赤ワイン・白ワイン:ワインを語れば日が暮れるといいます

   国・産地により、色々あります。


   これは間違っている訳では有りません

   肉料理には赤・魚介類には白日本の常識です。

 

   唯これはルールでも原則でもありません

   日本で何処でどう間違ったのか、これに拘(こだわ)る事がワイン通となっているようです。

   

   もし原則が有るのなら、食事とともにワインを愉しむと言う事です。

   お薦めは、赤・白拘らずその地のお薦めワインを愉しむ事。次に赤が好きな人、白が好きな人、気兼ねなく自分の好きな方を飲む。

   料理内容に関わらずです


   エチケット・マナー違反になる事は有りません

   唯、飲み方で赤ワインは冷やさない。これは守ってください。

   赤ワインは冷やせばワインそのものの旨みをそこなうからです

   白・ロゼーは冷やしてもいいです。でもキンキンは駄目、氷水で冷やす程度がいい。


   それから、これも守ってください

   ワイン・シャンパン等を注いでもらうときはグラスを手に持たない

   日本でお酒・ビールを注いでもらう時の習慣でついついやってしまいますが、これは駄目世界の非常識


   一流レストランではソムリエが居ります

   注文をした人がワインテストをするのですが、持ってきたものが気に入らず“NO”と言うのは自由ですが、それによって引き上げたワイン代もキッチリ請求されますので、ほどほどに。


   今回は長くなってしまいました。

   お付き合い下さって、有難うございます。


   次回予告、“行き過ぎた美白”を考えております。

   女性を敵に回すようで、怖いのですが、後ろから“石”を投げられないよう願います。


   12th, October, 2012 / t.konishi