首題の件、先日、美人のマダムに質問されました。
どうも私は、モーツァルト歌劇(オペラ)“ドン・ジョバンニ”の主役のように思われているようなんですが、とんでもありません。
実際は実に真面目で、善良な小市民です。
さて本題ですが、その美人マダムに回答しました、“やらせて”。
後にエピソード1&2で語りますが、当該美人マダムに顰蹙(ひんしゅく)をかい、頭を丸めてお詫びする羽目になりました。
もっとも、頭は既に丸まっておりました。
決して当該美人マダムに“やらせて”と言った訳ではないのですが、顔がやらしいので、そう思われたのかな・・・?
エピソード1:40年近く前、25・6歳の頃、当時勤めておりました海外旅行専門会社N.O.E.、一年先輩に連れられキャバレーに行きました。
20歳代前半は東南アジアを主に添乗受け持ちしておりました。
丁度、フィリピンから帰ったばかりで、よく日に焼け、民族衣装バロンシャツ(白の麻)を着ておりました。
誰が見てもフィリピン人です。
先輩が今日はお前フィリピン人になれとのミッションを戴き、一切日本語喋るなと言われました。或る一言を除いて。
その一言こそ、“やらせて”。
会話は先輩が通訳するという事で、会話は大いに弾みました。
ここで、私は勿論始めて逢った女性ですが(先輩は常連)、じっと相手の目を見、真面目な顔で“やらせて”。
何度言ったか分かりません。唯ひたすら“やらせて”。
先輩が、電話やトイレで席をはずすと、先輩の彼女(A)・私の相手方(B)の二人が、日本語が通じないと思い込んでいるので、言うわ、言うわの猥談(わいだん)オンパレード。
女性同士の猥談の凄さを垣間見ました。
私としては、聞いているのに聞かぬふり、意味が分かっているのに分からぬふり。腹を抱えて笑いたいのをじっとこらえて、知らぬふり。
辛い状況でしたが、メッチャ面白かったです。
ここで当時の会話の一部を、記憶している範囲で紹介致します。
A:さっきから“やらせて”て言ってるけどどうすんの?
B:そんな、今日始めて逢ったばかりで、無理!
A:フィリピンではお金持ちや見たいやん。日本に商売できてるんやし。
B:でもさっき、お金で女性を買うような事、嫌いやって通訳してはったやん。(でも本当は、ただ貧乏やったから)
A:せやけど勿体(もったい)無いなー。外人とオ○コするチャンスってそうないで。私が代わりたいほどやわ。
B:そう言えば、外人ってチン○ン日本人より大きいって言うもんなー。
A:ナに言うてんの、それは欧米人・白人の事や。でも、フニャチンらしいで。
B:フィリピンは日本より貧しいから、栄養が行き届いてないから、寧(むし)ろ、小さいかもナー。その代わりメッチャ硬いで。
A:試してみたら?明日の飛行機で帰るって言うテはるし。
B:それでも、“安い女”って思われへんかナー?
A:あんなに何遍も“やらせて”言うテはるし、優しそうで男前やし、ヤリヤリ。
ここらで先輩帰席。
A:Bちゃん、初めて会ったばかりやし、無理みたい。次,来はった時は考えるわ。
先輩:多分次は無いと思うわ。シャー無いな、今晩家(うち)に泊めるわ。
そして帰り際、Bちゃんが、そっと私の手に紙切れを渡しました。
後で電話してっというメッセージとともに、アパートの電話番号が書いて有りました。
さてその後は・・・。 ケ・セラ・セラ。
殺し文句は、TPO(時間・場所・場合)が大事です。
どんな気障(きざ)な言葉でも、照れずに平然と言えなければ、効果は有りません。
そして何より大事な事は、相手の目を優しくじっと見つめる(睨んでは駄目)事だと思います。
まだ生涯の相手と巡り会えてない、そこの君!Go for it ! (頑張れ)
究極の殺し文句として“やらせて”を紹介致しました。
歯の浮くような言葉、多くの言葉は必要有りません。誠実な対応こそ大切です。
エピソード2は、リッチなお客様に連れて行ってもらった、北新地。
今度は通訳役の先輩はいません。総て日本語で行いました。
滞在中、言葉の端端で、言った言葉。何度も。
“それにつけても、君は綺麗(可愛い)ね。やらせて”。
さすがの北新地、目を見張るほどの美人に通じたか?
余りにも自分の恥をさらすようで、家族に対して気が引けるので、この辺でおしまい。
恋に臆病になっている若者たち、意思表示しなければ解決を見ることは無い。これは男女を問わずだ。
言葉を尽くすんではなく、誠を尽くしなさい。
21st, November, 2012 / T.Konishi
*備考:モーツァルト歌劇“ドン・ジョヴァン二”は、ヨーロッパに広く言い伝えられる“ドン・ファン”を原作として書かれた歌劇。
主人公ドン・ジョヴァンニは女たらしの貴族。生涯おおよそ2000人(イタリア人640人・ドイツ人231人・スペイン人1003人)もの女性と関係を持った。
老若・身分・容姿を問わぬ、自称“愛の運び手”。
最後、地獄に落ちる。
とても悪い(いい?)やつ。