海と山、時々きもの -93ページ目

海と山、時々きもの

ダイビング記録+きもの試行錯誤の覚書。…だったはずなのに最近は山歩きの記録簿と化しつつある。
23年秋から山のない国に滞在中のため山歩き頻度は低下中。

仕立てをお願いしていた羽織が出来上がった、との連絡を受けたので、上野に向かう途中、ふと思い立って湯島天神に寄ってみた。

 

梅はまだ咲き始め。でもきれい。。。桜もいいけど、やっぱり梅もいいなぁ。。。

 

3年ぶりの梅。もう少し経てば桜も咲くだろう。

この大好きな季節を日本で過ごせることがほんとに嬉しい。。

 

としみじみした気持ちが一瞬で吹っ飛んでしまったのがこちら。

 

 

 

??

訳がわからない。。。けどかわいい。。。けどわけがわからない。

 

梅より猫撮ってる人のほうが多かったような。。。

 

一瞬可愛い、と思ってしまった後で、4年のパリ生活で心の汚さに拍車がかかった私は、

 

「・・・これ、お金目的で薬飲ませた動物を寝かせておく奴じゃないよね。。。?」

 

と思ってしまった。

パリの物乞いはよく子どもや犬や猫を前に寝かせてる。

より哀れにみえるように、という目的で。

百貨店の前のような人だかりのなかでも、そういう犬や猫の中には、不自然さを感じるくらいぴくりとも動かず寝ている子が結構いて、語学の先生からは「あれは起きないよう薬を飲ませて寝かせてるんだ」と聞いたことがある。

 

・・・というのを思い出してしまった。

 

だって二匹とも自分からそんなところに上がるかな。。。ていうか自ら上がるのは不可能じゃない?下にブランケット敷いてあるし、やっぱり誰かが「置いた」んだよね。しかも、周りに何重にも輪ができて皆ぱしゃぱしゃやってるのに、二匹とも全然起きないし。。。

しかしお金を募集する箱もないし、周りにこの子達の飼い主もいないようだし、だとするとこの子達は神社の猫かあるいは近所の猫で、単にここに昼寝しにきただけなんだろうか。。。

 

と悶々としつつ、神社を後にし、羽織を受け取りにいった。

あれは何だったんだろう。。。気になる。

 

仕立てあがったのをその場で羽織ってみたかったので、今日も着物。

上田紬に、紅型の帯、梅鉢文の羽織。

この紬は私の中では秋冬色が強い紬だけど、まぁ別に普段着だし、+羽織でこの時期に着れなくもないかも、と思った。

 

そして、南の帯(琉球紅型の帯)と北の着物(上田紬)の相性ってどうだろう、と思いつつ着たけど、意外に悪くないような?気もする。

この帯、ほんとに万能。。。

帯揚げは薄紫の梅模様、帯締めは藍。この帯締め、ちょっとかわってて、気に入ってる。

 

 

1日目の夜はゆっくり寝よう、と思って9時に就寝したのに、未明に謎の鳥の奇声で起こされた。

未明っていうか真夜中。。。

 

隣の部屋の妹も起きた、と言っていたので、相当な声だったと思う。。。

敷地でバードウォッチングが出来るPPR。。。こんな落とし穴があったとは。

 

というわけで寝不足のまま迎えた2日目。

1本目はブルーホール。

ここ、前2回も行ってるはずなのに全く記憶なし。。。

7年のブランクは大きい。。。

 

こんな形だったっけ?全然覚えていない。。。

 

昔はじめてブルーホールに行けて、ほんとにどきどきしたのは覚えているのに。。。

歳を食うって嫌だな。。。

 

一本目1番の衝撃だったモンスターサイズのフグ。フグ?たぶん50㎝は超えてた。

 

休憩中シュノーケリングしてたらヨスジフエダイに遭遇。大名行列を横切らざるを得なかったけど、ちょっとよけるだけで全然逃げない。

 

二本目ジャーマンチャネル。

 

頭上の魚の群れがぐるんぐるん形を変えるのがおもしろい。

 

この擬態っぷりすごい。ガイドさんが何を指さしているのか、1分近くわからなかった。

ていうかこれを瞬時に見分けられるパラオ人の視力すごいわ。。。

 

最初マンタが出たとき、「1枚か・・・」と思ってしまった自分が衝撃で悲しくて殴りたくなった。

なんて鈍感になったんだろう。。。

 

 

でもやっぱり遠くにいたマンタが近づいてくるにつれてどきどきしてきて、頭上を通り過ぎていた時は夢中でシャッター押してしまった。

やっぱりマンタは特別。。。大好き。

 

 

久しぶりのパラオ、良かった。でもダイビング2日だけはやっぱりきつい。。。

デルタの直行便は土曜と水曜に飛んでるけど、次回はじっくり1週間滞在したい。。。

 

伯母からもらった綸子の小紋が二着ある。

綸子の小紋、というものをあまり見ないせいか、艶々した地のせいか、それとも古風な柄のせいか、着ていく場所に非常に頭を悩ませる。

 

私の中で、これほどふさわしい機会はない、と思っているのはお正月&1月。

というわけで、二着とも、先月1月のお茶の稽古着として着用。

 

一着目。本当に美しいけれど、同じくらい派手。

 

どうせならとことん「お正月」「古風」にしてしまおうと思って、帯揚げは薄黄緑、帯締めは濃い緑+朱色でお正月気分を盛り上げてみた。

ほんとは黒の染め帯なんかがぴったりなんじゃないかと思うけど、持ってないので墨黒の織の帯。

いつものごとく、着付けのひどさには目を瞑りつつ載せる。。。。でもこの帯揚げのもっさり感はちょっとひどいですね、はい。。

 

帯締めに何か違和感あるなーと思っていたら、たぶん裏表反対。正しくはこう締めるべきだった。

 

全体像はかなりの派手さ。

着つけてから、「・・・『稽古』なのにこの派手さは如何なものか。。。」と悩んだけど、時間がおしていたので結局そのまま行った。

そのままで外を出歩く勇気と体力はないので、道行+ストール。

 

もう一着は少し大人しめ。でも古風。ほんとに古風。

何色、と言ったらいいんだろう。。。白地に赤の細かい文様で、遠目でみるとうっすらピンクがかってみえる。

帯揚げは前回と一緒。帯締めは赤。

これに合う帯揚げって何色がいいんだろう。。。色物は難しい気がするんだけど、白っていうのも使い慣れない。。。

かといって白に赤の梅の模様とか、あまりにも着物の模様とかぶり過ぎるしな。。。

こちらの着物は3月初くらいまでは何とか行ける気がする。。。

 

ほんとはお茶の稽古じゃなくて、もっとよそゆきの着物として着るべきなんだろうけど。。。ごめんね着物。

綸子の着物はほんとに「よそゆき」な感じがして、私の生活の中ではあまり出番がなくて使ってあげられない。

珊瑚色のほうとか、もう年齢的にかなり厳しくなってきてる気がするしな。。。

1,2月の、この時期が一番合う気がするので、来年もできるだけ着たい。

約7年ぶり、3回目の弾丸パラオ旅行。

今回は初めて直行便で行ってみた。

4時間ちょいで行けるというのはグアム乗り換えに比べると非常に楽。

でもやっぱり朝の3時過ぎにホテルついて8時からダイビングというのは厳しい。。。例えホテル内のショップであっても。

 

体調不良&寝不足でややふらふらの一日目ダイビング。

1本目シアスコーナー。

 

ショックだったのは、ウエイト4㎏で沈むのに苦労したこと。

夏の沖縄では大丈夫だったのに。。。やっぱり暴飲暴食がたたったか。

 

ガイドさんに追加ウエイト1㎏をBCDのポケットにねじ込まれ、体とともに心も沈みながら1本目スタート。

 

 

Tシャツ+短パンのパラオ人ガイドさん。強いわ。。。

 

 

シアスコーナー、前にも来たはずなのにさっぱり思い出せなかった。

でもこのお昼食べに上陸した無人島は覚えてる。

 

これこれ。以前来た時もこの角度で写真撮った気がする。

謎の鳥。たぶんマリアナツカツクリ。

 

シーズンなのかホテルの庭にも鶏の親子が多かった。この島にも。

 

頭上の木から落ちてた。たぶん花・・・だと思う。

 

休憩終えて2本目、ウーロンチャネル。

 

エントリー早々可哀そうなネムリブカを見つけてしまった。

背びれがない。。。一応普通に泳げていた風ではあるけど。。。

 

 

こんなド派手なイソギンチャクに巣を作って、外敵から身を守れているのかこっちが不安になるクマノミ。

 

迫力のご飯の光景。プランクトン?か何かを食べてると思しき魚の群れ。すごい口。

 

そしてその群れをおいかけるサメと大型魚。マグロかな、と思ったけど、スリム過ぎるので、サワラかも?

あまり魚の名前に興味ないのでわからない。

 

最初結構流れがあったけど、最後はふわふわ浮かんで流されて終了。

イグジット間近に見た「頭かくして。。。」な亀。

 

前は2回とも一人でツアーで来たので、お宿は安宿だったけど、今回は家族旅行だったので、

PPRに。ダイビングサービスもここの付属のを使った。

船から降りてシャワーして着替えてホテルまで送迎、というプロセスが非常に面倒くさくて嫌いなので、

船降りてそのまま部屋まで歩いていってシャワーしてベッドにダイブ、というのは嬉しい。

PPR、海外のホテルとは思えない程日本的なサービスが行き届いててちょっと感動した。

レストランの料理はアメリカンだったけど。。。

4年ぶりの初釜に、母からもらった長刀鉾(っぽい鉾)の朱色の付下げを。

母の結婚の際に祖母が誂えたものなので、もう40年近く前のものということになる。

こちらが上前。

 

実物の長刀鉾の装飾とは違うけど、私と母の間では「長刀鉾の付下げ」と呼んでいる。

 

無地場が多く、地味なようでいて、上前の正面にででーんと陣取る長刀鉾の刺繍はド派手。

そして、長刀鉾という7月っぽいモチーフにもかかわらず、袷とこの濃い朱色は秋冬を想起させる・・・という、「一体いつ着ろというの??」な、気難しい着物。

 

自分の中では一番合っている、と思うのが、初釜。

多少華やかでも許されるし、めでたさつながり(?)で冬に長刀鉾でもまぁ行ける気がするし、かといって華美になり過ぎない…気がする。

 

全体像。

今日は袋帯の着付けを致命的に失敗したけど、目を瞑りつつ載せる。

 

昔の着物なので袖丈が長い。

絞りの帯揚げ・唐組の帯締はどちらも黄色。この付下げ用として、一緒に母から譲り受けたもの。

袋帯は、この付下げともう一つ、これも母の嫁入り道具だった付下げをもらった際に、どちらにも合うような帯を、と母が新しく仕立ててくれた。

 

刺繍だけ見ればド派手だけど、上前のほんの一部だけだし、帯込みで全体としてみれば、まぁ許される程度の派手さ。。。と思う。。。きっと。。。

と思いながら行ったら、本日は正客以下9割が色無地であった、というオチ。。。

数年前の初釜は、9割訪問着だったのでこの↑組み合わせはむしろ地味な部類に入っていたと思うんだけど。。。初釜の着物、難しい。

 

これに手持ちの臙脂の道行きコートだと赤on赤になって暑苦しいので、ショールで赤面積(?)を減らす。

 

着物にショールを肩からかけるスタイル、あまり好みではないけれど、これはファーのおかげで首元が格段にあったかくなるし、留め具がついて前で留められるようになっているので、重宝している。

 

あまり着る機会のない着物なので、今日久しぶりに着られて嬉しかった。

少し重い、悪く言えば古いデザインかもしれないけど、私はそれが好き。

長刀鉾の刺繍が何より気に入っている。祖母と母に感謝。