チワワの健康
チワワは、分娩、デンタルケアの分野で、獣医師のアドバイスを必要とします。
まれに神経病学的に劣性の遺伝子を持つもの、例えば発作疾患や膝蓋骨脱臼の傾向があります。
また、眼の感染症に敏感で弱いことが知られています。
先天性の泉門開存や関節異常などの骨格異常も多く見られます。
チワワの特性と飼育上の注意
チワワは、献身性と個性を持っており、機敏で知性があり、自立心旺盛な反面、飼い主の家族に対しては深い愛情を注ぎます。
日本の小さな家や部屋で飼うには最適の犬種であり、近年は若い女性に人気が高い傾向にあります。
比較的長寿傾向にあり15年かそれ以上の長い付き合いが可能です。
しかし、体格が小さく身体的に脆弱な為、細心の注意が必要となります。
幼少時に甘やかし社会性涵養を怠ると「人や犬が怖くていつも震えている犬」あるいは気に入らぬ事があればすぐに唸って噛み付くような「小さな暴君」になり得ます。
小さいからと放任する事なく正しいしつけを行えば良きペット、愛らしい家族になります。
チワワは体が小さい恒温動物なので、寒さに弱い傾向にあります。
それ故、チワワの健康のためには冬季の外出時に衣服の着用が推奨されます。
多くのチワワは彼らの愛情を1人の人間に集中させる傾向があり、誰にでも愛想良く振る舞う性質でない事が多いです。
反面主人の他の人との人間関係や他の犬を可愛がる事にやきもちをやくケースも見受けられることがあります。
また大部分のチワワは非常に大胆で勇敢な面があります。
超小型犬という体格ながら、より大きな動物にも臆せずに対峙する傾向があります。
またその小ささから猛禽類(鷹、鳶、フクロウなど)等狩猟好きな動物に、獲物の小動物(リスやウサギなど)と混同されてしまう事があります。
チワワの、特に仔犬を管理なしで屋外に放すことは極めて危険です。
チワワは同種に対する忠誠心を持っているため、他の犬種以上にチワワ同士の親交を好む可能性が高いです。
基本的に住宅用ペットであるという評判にかかわらず、チワワは非常に好奇心が強く、屋外の光景と臭いを調査して楽しむことが多いです。
豊富な運動量が必要な犬ではないものの、他の犬種同様に毎日の適宜な散歩は必須となります。
チワワの外見
身体の大きさは概して小さいが、均一ではなく、毛色も多種多様です。
多くの国のケネルクラブでは「体重6ポンド(約2.7kg)以上はショードッグとして失格」としか規定されていません。
鼻吻はやや詰まっており、大きな瞳は毛色と同様黒や茶褐色等様々な色がみられます。
耳は頭部に対して大きく、僅かに外側へ反ったたち耳。短毛種のスムースコートにパピヨンやポメラニアンを交配して作られた長毛種のロングコートがあります。
またチワワならではの特徴としてはアップルドームと呼ばれる額が挙げられます。
アップルドームとはその名の通り、リンゴのような丸みを帯びた形に由来するものです。
チワワの歴史
チワワは、北アメリカにおいては最も古い犬種であり、テチチとして知られるアステカ文明の王族の時代から飼われていました。
現状より少し大きい犬種の直系の子孫であると考えられています。
人墓から一緒に埋葬されたテチチの骨も発掘されています。
19世紀半ばからアメリカで品種改良が進められ、アメリカンケネルクラブに1904年より登録されています。
日本では1970年代より飼育されるようになり、小型犬ゆえの飼育のしやすさから、2006年のジャパンケネルクラブの登録頭数は約8万6千頭とダックスフントに次ぐ2位という人気になっています。
特にロングコートは若い女性に人気が高い傾向にあります。
