昨日の朝のこと、
バリ島で現地時間 午前9時51分、デンパサールの北東16km、震源の深さ10km、 マグニチュード5.0の地震 が発生しました。
(ってこれうちのほぼ直下なんですが…💦)
日本人の私にしたら、
「家の外に出なくてもだいじょうぶ…?」というよりは少し強いような揺れに感じたので、外に出たのですが大丈夫でした🙏
バリ島では大きな地震は1963年の
アグン山の大噴火の時と、
1976年バリ島北部シンガラジャを震源地とする地震があって、その時は日に10回以上揺れていたそうです。
一説には怖いことをコワイよーと言えないエネルギーが溜まって
「コワイよー!」と吐き出せる
"地震"という状態を生むとも聞きました。
なのでちゃんと怖がって心構えして、もし地震が起きたらどうするか、とか家の人と決めておくとか、パニックにならないように準備しておきたいですね。
とりあえず、バリ島で地震が起こった場合のことをおさらいしますと…
⭕おさらい⭕
最低限これだけは
もしバリ島で地震が起こったら…
・バリの家屋は耐震性が期待できないので、とにかく建物の外へ!と言うのが常識みたい。
(いまだにベッドやテーブルの下がいいか迷ってしまう私は日本人)
・家の中では裸足で生活している人が多いと思うけど、地震が来たら絶対に靴は履いて外へ出ること。ビーチサンダルでもいいから(割れたガラスや瓦で足をケガして避難に困らないように)
・周りに枕とかクッションとかあったら、とにかくそれを引っ掴んで頭部を護ること(瓦が落ちて来る可能性があるので)
・とにかく建物が周りにない広い場所へ避難。
(パニックにならないよう、普段から家の人とかとどこへ逃げるか決めておく)
・もし津波警報が出されたら、海辺にいる人は海から離れて高い所へ避難。
それで、このあとの余震が起こった場合のこととか、いろいろとシュミレーションしていたのですが、
日本だと食料品などの備蓄は基本だと思いますが、バリではその意識はほぼ無いと思われます…
なにせ常夏の国で、モノを貯め込んだり
ちゃんと保管するのはすぐに傷むのもあってムズカしいかと…
人々にもきっとそんな危機意識は芽生えにくい💦
が、
ある人からこんな言葉をもらいました…
「(バリは)日本ほど備蓄を備えている意識は少ないだろうけど、
心の備蓄とコミュニティは深いから
実際はそちらの方が被害を最小限に抑えられるんだと思う。」
ということでした。
因みにこの言葉をくれた方は国内外で活躍する
防災&被災地支援のプロです。
心の備蓄
コロナの時もそうだったのですが、最近特に身を持って感じるのは、
日々の生活の中でのバリの人たちの"見護り"感って凄いなと…
例えば、通りの茶店に毎日、決まった時間に座ってるだけのおじいさんとかでも、なんか地域の中のいろんな事を日々、
見守ってくれているんだなぁ…と言うのを感じます。
そういう人は、誰が見てなくても黙って、
寺院の前の用水路?に溜まってたプラスチックゴミを1人で掃除してくれてたりとかね..(私は見てた😏)
なんかそういうのが日々"心の備蓄"みたいになってて、
じゃあ私が出来ることはなんだろう、
小さなことでも、
たとえ"見守る"っていう意識を持って生活するだけでも(バリの人はきっと無意識にやってるんだろうと思いますが…日本も昔はそうでしたよね、きっと)
じゃあそれやらせてもらいたいってなって、
みんながなんとなく支え合ってるのがコミュニティなのかなぁって…
そういうのが有事にはきっと大切なんだと思う、日本でも。
心の備蓄とコミュニティの深さが
実際には被害を最小限に抑えられる
これってなんか、目に見えるものにも見えないものにも見護られてる
絶対的な安心感
なんだろうなぁ…
日々いろいろ学ばせて頂いてます🙏🕊✨