気分転換のために目を通していた『床下の小人たち』を読了しました。メアリー・ノートンは米国人だと思っていましたが、英国の作家だったんですね。考えてみれば、この『床下の小人たち』はカーネギー賞受賞作品なのだから、当たり前ですね。でも、ノートンの第一作のファンタジー『魔法のベット南の島へ』は、米国で出版されました。それもあって、米国人だと思っていたのかも知れません。
ところで『床下の小人たち』は、『借りぐらしのアリエッティ』(ジブリ・アニメ)原作になったものです。アニメでは、舞台を日本に変えていました。観たのですが、何か違和感を覚えましたね。そういえば『風立ちぬ』も映画館で観ています。ジブリのアニメ、監督が違いますけれど「ファンタジー」と「零戦開発」を扱うなんて、なんか格差のあるテーマでしたね。
『床下の小人たち』に続き『野に出た小人たち』『川をくだる小人たち』『空をとぶ小人たち』、そして20年後に書かれた完結編『小人たちの新しい家』も手許に取り寄せました。こちらは『わが闘争』と違って、のんびり読んでいけそうです。
でも、頸の疵痕、いつ頃盛り上がってくるのでしょう。盛り上がってくれば、経管を外して、次の段階(どういう段階かわかりませんが)に進めるとの事です。