経管栄養とRFーP1 | 下咽頭癌・食道癌を乗り越えて〔声なき教員〕のつぶやき -「昴宿獨言」-

下咽頭癌・食道癌を乗り越えて〔声なき教員〕のつぶやき -「昴宿獨言」-

2010年に初期胃癌にて内視鏡除去。2012年に下咽頭癌と食道癌の「重複手術」をしました。「失声」「胃管吊り上げ」となりましたが、職業(教員)に復帰しています。ここでは、闘病生活と職場復帰の事、それと様々な思いなどを綴って行きます。

 頸の手術以降、これまで使ってきた「バニラ味の栄養剤」(紙パック入り)に変えて、まず「REF-P1」(90g)を経管から先に通して使う「栄養剤」(ビニールチューブ入り)になりました。この「REF-P1」(キューピ食品)はカルシウム含有量の多い液状栄養剤をとろりとさせます。これを入れた後に600キロカロリー(朝・晩)、400キロカロリー(昼)の「液状栄養剤」を混合します。すると約5分でとろみが安定し、固形に近い形状になるようです。つまり、あらかじめ「REF-P1」を摂取した後に、液状栄養剤を入れると腹中で栄養剤が「さらさら」から「とろり」となります。このような入れ方で、不足しがちな食物繊維と水分の補給が出来るようです。これを使うようになってから、体重が安定しました。57㎏から、一時的には45㎏以下に落ちていた体重ですが、現在は49㎏弱まで戻しています。ただ、今度の「栄養剤」は何の味がするのか分からないのですよ。別に「味わう」わけではないから良いのですが、気になると言えば気になりますね。