それでは今月も皆さんからいただいたデータを基に、12月の数値分析をしましょう
11月同様に全体の平均像と特別業績の高かった店舗の数字をご覧いただきましょう
さすがに12月は、凄かったですね
【総生産性】
総生産性は12月だけあって平均で83万円となりました
その中でも滋賀県のA社は全社合計で104万円の総生産性
また、店舗単位では福岡のF社のM店が、スタッフ数6名で総生産性は130万円と、12月とは言え脅威的な数字を叩きだしました
年間平均での総生産性が59万円だったことを考えると、季節指数(平均を100%とした時の月格差)は150%となっていますから、イメージだけではなく実際に12月が繁忙月だったことがうかがえます。
ただ、客数ベースで季節指数は126%ですから、店販の業績アップが功を奏している事がうかがえます
それでは内訳を見てみましょう
まずは全体像ですが、83万円の総生産性の内訳は技術で65万円、店販で18万円となっています
技術生産性は各社とも50万円後半から60万円中盤までに収まる中で、大阪のH社は72万円と好成績をキープ
店販生産性は先ほどのA社が33万円と断トツの高さを見せていて、ちなみにこのA社は技術生産性も71万円と高い水準を見せています
【技術生産性】
技術生産性が65万円となった要因としては、技術客単価は7,500円ほどで普段の105%となっておりますので、やはり客数が普段の126%と言う点が寄与していそうです
『一日一スタッフ当たりの客数』を表す総客係数は3.3人となっていますが、大阪のK社は総客係数3.8人となっています
【店販生産性】
技術生産性65万円に対し、店販生産性は18万円となり、他の月にはない盛り上がりを見せました
以前から申しておりますように、店販キャンペーンなどが成功するかどうかは普段のお客様との信頼関係の答え合わせですので、是非とも参考にしてください
平均値で見ると店販比率は22%、
人数ベースの購買比率は28%、
購買単価は7600円となっております
各社ベースでみると、
店販比率は店販生産性が33万円だった滋賀県A社が、31%
人数ベースの購買比率は同じく滋賀県B社が52%、
購買単価は福岡県のF社が9444円となっております
さぁ、皆さんも自社の数字を振り返ってみましょう