アジアの英雄、マニー・パッキャオのラストファイト
奇跡と言ってもいいアメリカンドリームを体現してきた
パッキャオの最終章
相手は1勝1敗のブラッドリーですが
最後の相手としては少々役不足感が否めません
セミファイナルの時点での会場
昨年のメイウェザー×パッキャオに較べてしまうと
観客動員数、熱気ともに少ない感じ・・・
アメリカ国歌斉唱はアメカンアイドル
ファイナルシーズン優勝者 トレント・ハーモン
いよいよ両者入場!
パッキャオの入場曲
AC/DCの『Thunderstruck』が流れるといつもながら鳥肌が立ちます!!
やはりメインイベントになるとお客さんが一気に増えて
熱気も上がってきました!
いよいよゴング!
今回の席がちょうどブラッドリー側のコーナーポストと
コーナーに立っているカメラマンが邪魔で
なかなかいい写真が撮れませんでした
両者とも最初からスピード・手数ともに素晴らしいコンディションでした!
観客はパッキャオが攻めると沸くのですが
要所要所ブラッドリーのパンチがパッキャオの出鼻を挫きます
↑この写真ぶれたけど両者のパンチが交錯してタイミングばっちりの写真です
7.9Rとパッキャオがダウンを取りましたが
ブラッドリーもまだまだスタミナあるので
パッキャオもあまり深く踏み込みません
後半、じょじょにブラッドリーがコーナー背負う場面が増えてきます
最終ラウンドはあと30秒あれば
パッキャオのTKOで止められててもおかしくありませんでしたが
ブラッドリーも何とか耐えて勝負は判定へ
結果ジャッジ3名とも116-110でパッキャオの勝利!
昨年のメイウェザー戦での敗戦、
モチベーションの低下、
右肩の怪我からの復帰戦、
など今回の試合への不安要素は多々有りましたが
素晴らしいコンディションと手数でブラッドリーとの
ラバーマッチを完勝したパッキャオ。
まだまだ十二分に戦える状態で本当に辞めれるのでしょうか?
本人も試合後のインタビューで
「現時点では引退するよ」
「家族は引退して欲しがっている。僕の心は50/50」
等、少々濁すような微妙なコメント。
これだけの試合をやってのけて
怪我が無かったら
またやりたくなるでしょうね~
今回の試合のギャラの最低保証額は約25億円。
取り巻きも多くタックスの問題も抱えているパッキャオ
果たして本当に引退するでしょうか?
もしまたメイウェザーとの試合が出来たら
ビッグマネーが生まれますからね
どうなるかは今後分かるでしょうが
アジアの英雄の有終の美を飾った試合を
生で観戦出来てとても幸せな時間でした!