12/22に伊豆の百名山の一座、天城山へ日帰りで行く予定だったのですが、地図の縮尺を見間違えたのと、達磨山の景色と天城山両方満喫したいから縦走という欲張り、そして何より時間とコンディションの悪さから本命の天城山に到達出来なかったというアホにも程がある日帰り旅行紀。
来年また再チャレンジします。(泣)
※今回は壊れたスマホをバックアップし、画像の撮影日時のデータが失われているため文章中の正確な日時はわかりません。自分の記憶を頼りに書いてます。
12/22当日、日帰りだったので、いつも通り早朝4時に起床し始発に乗る。
大船で東海道線に乗り換え、熱海で島田行きに乗り換え、三島駅に6:30頃到着。
車中、かなり疲労が蓄積していたため、終始熟睡w
三島駅前にて。Suicaが使えないって不便。(笑)
伊豆箱根鉄道の出発まで時間があるため、駅前のローソンでおにぎりと水分を購入。
会計時にレジのおじさんに「横浜から来たの?ぼく六浦出身!」と声をかけられたので、超能力者かと思い込んで焦ったが、PontaとSuicaを間違えて出していたことに気付く。(笑)
必要品を購入し、修善寺行きの電車に乗り込む。
途中、4日前に行った箱根外輪山から見えた愛鷹山と富士山が良く見えました。
また、車内や駅では文化遺産に登録された韮山反射炉を猛プッシュしていましたが、伊豆にあったんですね。
初めて知りました。
外を眺めながら電車に揺られ、7:30頃修善寺駅到着。
バス乗り場に向かい、数分待って戸田行きに乗車。
乗客は私と女性の二人だけというトンデモ赤字路線w
バスは修善寺駅を出発し、修善寺温泉、虹の郷を過ぎながら高度をあげ、途中から高原を縫うように進んでいく。
暫くして8:20分位に戸田峠到着。
戸田峠のバス停と遊歩道の入り口の標識
着いて軽くストレッチをこなし、達磨山方面へ遊歩道を進んでいく。
山々の植生とは異なり、新鮮です。
途中から西方に戸田の集落を望む。遠くに見えるのは知多半島かな?
遊歩道は階段が連続的に続き、しかもステップの土がごっそり流失しているため、極めて歩きづらい。
なだらかなところは芝生が生えています。
普段行く山々とは異なり、海に近い環境に適応した樹木が繁っていて新鮮味があります。
西は戸田港、北西に静岡の市街地、遥か西に知多半島と思われる半島が望めますが、東は雲が湧き遠方を見渡すことが出来ません。
悪路に苦戦しながら小達磨山に到達。
北の彼方に富士山を望む。
小達磨山で撮影を終え、先に進み下りると達磨山の山体が視界に入ります。
絶景で人気のある達磨山を望む
達磨山目指して進んでいると先程東方に見えたガスがかなり近づいているのに気付く。
達磨山の絶景のために敢えて戸田峠スタートを選んだのにマジで勘弁してほしい。
そして達磨山を登り始めた時には周囲は濃霧に覆われる。
苦手な階段が続くが、視界が悪いためあと何段あるか、山頂までの距離が掴めないw
黙々と階段を登り最初の目的地の達磨山に到達。
達磨山の標識。快晴の予報とは何だったのか。
白いキャンパスのような景色だって想像力を働かせれば360゜の大パノラマが思い浮かぶ…はず。
絶景()を速やかに満喫し、速やかに発つ。
達磨山を後にし、次なる目的地へ向かうため南下していると、途中で鹿が息絶えていました。
目の鮮度から察するに力尽きてから時間が経っていないようで死臭もない。
途中途中鹿の糞や鳴き声があったので、それなりの個体数が生息しているようです。
また、鹿以外の糞もたくさん落ちおり、様々な鳥の囀りが聴こえることから動物相の豊かさが垣間見えます。
湿度が高く、苔むした遊歩道は所々石が露出しており、滑りやすいです。
途中から伊豆スカイラインと合流。
以後並走とショートカットを繰り返しながらのアップダウンが続く。
駿河湾を望む。(要想像力)
古稀山を通過
実際はもっと視界が悪いです。
古稀山を過ぎると暫くはスカイラインの舗装路を歩きます。
景色がアレなので道路脇の植生を楽しみながら歩きます。
黄色や桃色、橙色など鮮やかな実をつけた種々の木々。
鳥類が豊富なのは餌となる実を付ける木々がたくさんあるからなのかも知れませんね。
苔むした表土や朽ち木、色とりどりの木の実や花など、生物相が濃い自然の楽園のようですね。
舗装路から遊歩道への入り口。
植生に見とれながら歩いていたら反対側にあった遊歩道入り口を見逃しそうになりました。
遊歩道に入って暫く下ると船原峠に到達します。