※シムを意図的に葬るプレイです。苦手な方は閲覧をお控えください※
※虫のSSがあります※
始める前に、虫による死に必要なものをここに書き記しておきます。
・犠牲者
・バーテンダースキル10
・ビートルナゲット×3
バーテンダースキル10で作れるようになるビートルジュース3杯。
ビートルジュース1杯につきビートル・ナゲットが1個必要です。
この日のためにボニーはこつこつとバーテンダースキルを上げ、コナーはビートルを飼育し採集していたのでした。
こちらが出来上がったビートルジュース。藻が浮かんだ池を思わせる濁った緑色のジュースに、大胆にビートルをトッピング。3杯続けて召し上がれ。
ボニー「ダーリン、できたよ!飲んで飲んで!」
ゾーイ「まあボニー、こんなにたくさん?」
ボニー「ダーリンに美味しい飲み物を飲んでもらいたくて、最近ずっとドリンク作りの練習をしてたんだ。気に入ってくれると嬉しいな」
ボニーが久しぶりに優しい声で甘えてきたので、嬉しくなったゾーイさん。素直にジュースを飲み干していきます。
ボニー「ダーリン、どう?美味しい?」
ゾーイ「え、ええ…お腹いっぱいだわ!ありがとう!」
ボニー(やっぱり、2杯だけじゃ効果がなさそうだ)
ゾーイさんにはビートルジュースを飲ませ、自分たちは呑気に食事。相変わらず胸糞悪いの塊です。
ボニー「ダーリン、最後の一杯が残ってるよ。とっても美味しいでしょ?遠慮せずに飲んでよ。ダーリンのために作ったんだから!」
ゾーイ「…ええ、喜んでいただくわ」(最近遊び歩いてばかりで全然私の方を向いてくれなかったのが、私のためだけにドリンクを作ってくれてるんだもの。あとでお腹を壊すことになるとしても飲まなきゃ!ボニーに嫌われたくない…!)
ゾーイ(どうしよう、お腹が熱くて痛い…!)
突如お腹の辺りから燃え始めたゾーイさん。体の中から不快な熱が湧き上がってきて、彼女の体を包み込みます。
ゾーイ「ボニー?ボニー!」
ゾーイ「一体ジュースに何を入れたの?全身が燃えてなくなりそうよ!」
炎はゾーイさんの体を焼き尽くし…
ゾーイさんを肉体を持たないゴーストへと変えてしまいました。
ボニー「わあ、ダーリン!」
ボニー「美人になったね。透き通っていてとっても綺麗だ!」
ゾーイ「ふざけんじゃないわよ」
最高にゴーストだぜ!
ゾーイさんは3杯連続でビートルジュースを飲んだ結果、一瞬にしてゴーストになってしまいました。
プレイヤー、この死因を通して初めて知ったのですがティム・バートン監督による「ビートルジュース」(1988)という映画があるんですね。「ビートルジュース」という名前を3回続けて呼ぶと死後の世界から人間怖がらせ屋のビートルジュースが現れる…というストーリーらしいです。次作ももうすぐ公開予定なんだとか。
面白そう。これは観てみたい!
なんで3回続けてビートルジュースを飲むと突然ゴーストになるんだ?と思いましたがこれが元ネタなのかもしれませんね。
こうして、ボニーが作った絶妙の配合の虫ドリンクによって死を迎えたゾーイさん。
しかし…
どうやらこの死、死神は来ないしお墓はできないし、周囲のシムが悲しむということもなし、本当に突然存在がゴーストになってしまう死因のようで…
ボニーとの夫婦関係もそのままです。
ボニー「ダーリン、困るよ。僕だって一応自分なりの流儀に則ってやってるんだから」
コナー「くだらん」
ボニー「くだらなくない!」
コナー「何もごちゃごちゃ言わずに、さっさと離婚すればいいだろう。そうしないと次の犠牲者が探せないって言うんなら」
ボニー「惜しいなあ…せっかく僕のものになったのに…」
というわけで大変気の毒かつ心苦しい展開ではありますが、ゾーイさんと夫婦関係を続けているとボニーがブラックウィドウとしての役目を果たせないのでここで離婚してもらいます。
ボニー「ダーリン、一緒に暮らした数週間、とっても楽しかったね」
ボニー「ダーリンはとっても綺麗だし、また結婚相手が見つかるよ。だから僕とは別れない?」
ゾーイ「それ本気で言ってるの!?ゴーストと結婚したいシムがどこにいるのよ!!」
ゾーイ「私をこんな体にしといて、あんたは責任も取らず逃げる気!?」
ボニー「なんで怒るの。ジュース美味しかったでしょ」
こうしてボニーとゾーイさんは離婚。
虫による死の結末は、なんとも胸糞悪いものとなりました。(いつも胸糞悪いけど)
ボニー「ダーリン、虫の飼育お疲れ様!残ってる虫は全部処分しちゃってね、気持ち悪いから。じゃあ、僕たちの美しい死に乾杯!」
コナー「乾杯」
最後はブラックウィドウの作った呪われしビートルジュースで乾杯。3杯続けて飲まなければ、なんてことないちょっと変わったジュースなだけ。おかしなドリンクに舌鼓を打った後、不吉な二人組はまた次の計画に向けて動き出すのでした。
ネクストコナーズヒント:魔法!