※このシリーズには意図的にシムを葬る描写が含まれます。苦手な方は閲覧をお控えください※
遊び人たちがなかなか秘密を明かしてくれません。ボニーが玄関扉にぴったり耳を押しつけても、一向に何も聞こえてきません。くそっ、奴らめガードが固いな。
一方人魚たちの方はガバガバ。
前回「赤ちゃん100人チャレンジに挑戦したいと思っている」という物凄い秘密を抱えていたティンバーは、未だにトイレのシンクで皿を洗っていることが発覚。100人の赤ちゃんを育てたいと思っているなら、トイレのシンクで皿洗いをするのは今すぐやめた方がいい。
一緒に来てくれたセルヴィスちゃん(どこに行くにもセルヴィスちゃんに着いてきてって頼んじゃう)、セルジオくんがトラヴィスくんを優しい眼差しで見つめています。
パカア「こんばんはっ!ラブラブですねっ!」
パカア・ウハくんが会話に入ってきてもお構いなしにいちゃいちゃしていました。やっぱり世界のスーパーセルヴィスタイム。
ボニー「あっ、また何か聞こえてきた!」
カイ・テラコッタのひみつ
ー秘密のラマー
カイ「小学生の頃から、俺は権力が嫌いだった。それにたくさんのルールも嫌いだった!それで、美術の授業でラマだけを書くようになった。いろんな種類のラマ。激怒した美術の先生にラマ以外を描けと言われてどれだけ腹が立ったことか。それからは、俺は作った全ての作品にラマを忍ばせた。見た目は虹の絵でも、よく見ると虹の中に無数の小さなラマが描かれてる。陶芸の授業で造形した花瓶の底には、細かいラマを彫り込んだ。誰も俺のクリエイティブな秘密には気づかなかったよ」
ボニー「…へえ!」
権威者に創造力で反抗した小学生のカイおじ。ルールに縛られたくないと主張する小学生の頃のカイおじに、自由を愛する今のカイおじの姿が重なります。私はこの秘密、結構好きだな。あと手前で抱き合ってるセルヴィスちゃんが大好きだよ
カイの秘密は可愛らしいものでしたが、一方こちらの金魚姫はひどかった。彼は老舗旅館の経営者なのですが…
ボニー「ダーリン、僕に打ち明けた方が身のためだよ。最近誰かのお金を使い込んだね?」
金魚姫「なっ…なぜそれを…というか、あれは使い込んだんじゃなくて…」
さっきまでものすごい勢いでラブラブしてたのに急に2人そろってスマホを見ているセルヴィスちゃん
ボニー「使い込みは使い込みだよ!だって、急に見覚えのないお金が口座に振り込まれたのにどうして銀行に問い合わせて確認しなかったの?」
金魚姫「だってそれは…それは…」
ボニー「ダーリン!恥ずかしいと思わないの?もしかして旅館の経営が上手くいっていないから、立て直しのためにそのお金を使ったのかな?そんなことが世間にバレたら…ダーリンの大切な旅館はどうなると思う!?」
金魚姫「ごめんなさい…お願いだからこのことは秘密に…」
ボニー「なら、僕に渡すものがあるはずだよね?」
善人の金魚姫の恐ろしい秘密。それは突然口座に振り込まれた見覚えのない数千シムオリオンを、バレないように使い込んでしまったというものでした。善人なのにパニックになってそんなことをしちゃうなんて…シムって慌てると何をしでかすか分からないものですね!
ボニーはこの秘密を黙っていると約束した代わりに、冷たく輝くシムオリオンを手に入れました。こっちだって危ない秘密を共有されたんだもの、これくらい貰わなきゃ割に合わないよ。
金魚姫「ありがとう、ボニーは優しいね」
オメーが腹黒いんだよ
ボニーに口封じのシムオリオンを渡した後、なぜか手にキスしてくれる金魚姫。情緒不安定なのか腹の中が真っ黒なのかどちらか分かりませんが、ちょっと怖いです。
そんな金魚姫にはこんな秘密もありました。幼児として歩き始めた頃、ロケット船に入り込んで宇宙に行っちゃったんだとか。お金使い込むわまだよちよち歩きのうちから勝手に宇宙行くわ、大人しそうな顔してやってることがブッ飛んでる。
こちらは先ほど「権力者に対する反抗心からいろんなものの中に秘密でラマを忍ばせた」という可愛いカイおじ。カイおじの秘密は可愛いので、黙っておいてあげることにしました。
ボニー「ダーリン、そんな顔しないで」
ボニー「大丈夫、誰にだって秘密はあるからね。ダーリンの秘密、誰にも言わないよ」
カイ「本当に…?」
カイ「ところで君、どこかで会ったことある?俺の古くからの知り合いに、すごくよく似ている気がするんだが…」
ボニー「おイで、まザーがよンでイる…」
カイ「気のせいか。あんな顔で笑うシムじゃなかったものな」
しはいかタイムが終わった後、先日は秘密を聞き出せなかったオオカミたちの世帯にやってきました。
ボニー「ちょっと聞いた?」
レイヴン・ファラデーのひみつ
ートホホ…ウシにやられた!ー
レイヴン「昔、バイト先の店を助けたくて客寄せのためにカウプラントを持って行ったんだ。はじめはよかった…お客さんにも大人気で。でも奴はどんどん普通の餌じゃ満足できなくなってお客さんや…そしてオーナーを食べ始めた!あの後俺がカウプラントをどうしたか…店はどうなったか…思い出したくもないよ」
ボニー「ダーリン、僕がブラックウィドウチャレンジをしている時にその秘密を教えてくれたらよかったのに!」
その後も次々といろんなシムの秘密を暴いていくボニー。
ジャッコ「おれはグリルドチーズが大好きだったんだけど、今はあんまりだ。昔朝昼晩と食べまくったらやべえ幻覚と幻聴があって、完全にラリっちまったんだよ」
リン「みんな俺がピクルスを大好きだって思ってるけど、本当はそうじゃない…本当は心の底から大っ嫌いだ、あんなもの!でも家族や友達が嫌いで食べられないって言うからずっと代わりに食べてあげてた。みんなの役に立ちたかったし、ピクルスを食えるってだけでヒーローみたいな気分になれるからな。でも、もうずっと俺はピクルスが大好きだって誤解されたまま…今でもしょっちゅうピクルスをプレゼントとしてもらう。食べられないから全部クローゼットに隠してるなんて、誰にも言えない!」
ミカ「死神っていいよなー…1回ウフフしてみてえ!」
パパチャリ「ミカって死神も恋愛対象なんだー…ところで俺は他人の靴下を拾ってきて集めるのが趣味!」
ミカ「キモッ!!」
うん、パパチャリの秘密本当に結構キモい。
パパチャリ「そんなこと言わないでデートしようよ」
ミカ「じゃあ靴下集めとか言うキモい趣味やめろよ!」
この2人はプレイヤーの推しカプなのでついでに恋人として紹介しておいたら、パパチャリの靴下集め趣味がキモすぎて上手くいきませんでした。ていうか靴下集めきちゃないからほんとにやめとけ
薊信治(あざみしのはる)のひみつ
ーコーヒー通ー
あざみ「最初はただの間違いだった。俺の名前が呼ばれたと思ってコーヒーカップを取ったら、俺の名前じゃなかったんだ。カップを手に取った時バリスタと目が合ったから、いかにも『俺のコーヒーですけど?』みたいな顔をしたらその子は俺をそのまま間違った名前で覚えたんだ!すぐにあのコーヒーショップの全員が、俺を別の名前で認識するようになった。そうしてるうちにどうなったと思う?時々出かけた先で、知らない子どもやら婚約者やらから、例のコーヒーショップの名前で呼ばれるんだよ!次は誰が出てくるんだか。でも、コーヒーは美味しいよ」
何をやっとるんだか
でも、あざみなら自信たっぷりにやり通しそうだし、彼らしい秘密で面白いですね。
そしてこちらは本日の瞬間トラヴィスくんの顔思い浮かべセルジオくん。
そのまま首筋にちゅーっ!
この愛だけは、嘘でも秘密でもない!