※こちらのシリーズはシム(タウニーシム)の命を意図的に奪います。苦手な方は閲覧をお控えください※
「初めまして、ダーリン」
「僕の名前はボニー」
「ダーリンにお願いがあるんだけど…」
「お墓を建ててくれない?」
こんにちは!今日明日は単発シリーズ、ボニー・メイの死因検証です。「ボニー・メイって誰?」という方は先にこちらのブラックウィドウ・チャレンジをご覧になれば彼の大体の人柄が分かるかと思います。
ボニー・メイはロマンチックな浪費家で、これまでに自身の美しさでたくさんのシムを魅了し、そしてたくさんのシムを葬ってきました。
今回はそんな彼にシムズ4のゲーム内で起こり得る「シムの死因」を調査してもらいます。シムの死はたくさん種類がありますよね。溺死、熱中死、餓死などなど…ボニーはブラックウィドウ・チャレンジで5人の死を見届けましたが、その中で見た死因はほんの一部。まだまだ見ていない・見てみたい死因が残っています。それを見るため、今回の計画に向けてプレイヤー、ボニー、そして冒頭に出てきたコナー・マックィーンという青年が動き出したのでした。
ボニー「こんばんは、ダーリン。素敵な夜だね」
夜の公園を歩いている時に獲物発見。殺める前に必ず恋をする、いきなりクライマックスに持ち込まない。これはボニーの流儀です。
ボニー「ダーリン、これから僕のうちに来ない?」
こちらのタウニーのおじさんはベガス・アイザックさんと言うそうです。現在ボニーはコナーとWillow Creekの小さな家で二人暮らし。早速ベガスさんを家へ連れ帰ってきました。
物質主義で強欲なボニーが住むにはちょっとというか、かなり狭い家。その上ただでさえ狭いこの家のスペースを、小動物小屋が陣取っています。アウトドア好きのコナーはまだしも、ボニーは動物になど興味はないでしょうに、なぜわざわざ小動物小屋を置いているのでしょうか?
ベガス「ぼ、ボニーちゃん、バラのお返しっ」
ボニー「わあ、ダーリン!優しいんだね、ありがとう」
ベガス「そっ、それとさ、よかったら一緒に住まない!?」
ボニー「もちろん。ダーリンと一緒に住めるなんてこんなに嬉しいことはないよ」
ちなみにベガスさん、既婚者でした。出会ったばかりのボニーのために妻子を捨てたベガスさん。
しかも彼の職業は犯罪者キャリアのレベル9の「知能犯」。たまたま見つけたから捕まえただけだけど、結構設定もりもりのタウニーさんでした。
さて、ベガスさんが向こうからボニーの家に飛び込んできてくれたことですし早速計画を実行しましょう。
ボニー「ダーリン、あの小動物小屋とっても邪魔だよね。かわいそうだから逃すわけにもいかないし…でも、時々イライラして仕方ないんだ。小さい動物だから意地悪を言うのは我慢してるけど…本当は意地悪を言いたい!ダーリン、僕の代わりにたまに怒鳴りつけておいてくれない?」
なんとも奇妙なお願いですが、愛しのボニーちゃんに頼まれたのでベガスさんは暇を見つけては小動物を怒鳴りつけるようになりました。
アイザック「臭うし汚い!我が愛しのボニーちゃんに菌でも移ったらどうするんだ!」
ちなみにこの小動物の名前は始末屋ボっちゃんと言います。(銀○のさっちゃん風に)
そうそう、この家には一つ変なことがあります。それは…
ご覧の通り。
コナーはかつて自分の不治の病を治すため、ボニーの方は面白半分で、自らの体内にマザープラントを取り込みました。
というわけでこの2人は夜中の1時から4時までしはいか状態で暴れ回るのです。
ベガス「2人ともどうしたの!?」
訳のわからない状態に戸惑うしかないベガスさん。
ベガス「ぎゃっ!」
ボニーとコナーに気を取られていると、ボっちゃんに噛まれてしまいました。でも何も起こりませんでした、この時は。
しはいか状態になった2人は夜の街を駆け回り、庭に奇妙な植物を植えて過ごしました。私ならこんなんと同居したら一晩で気が狂う。
ベガス「ボニーちゃん!もう元に戻ったの!?さっきはびっくりしたよ。ボニーちゃん、どこか悪いんじゃないのかい…?」
ボニー「ダーリン、僕は平気だよ。心配してくれてありがとう」
コナーは2人のことは知らんぷりで読書に集中しています。彼の特質は本の虫、アウトドア好き、野心家、善人。右耳はほとんど聴こえません。
普段は墓守として働いていますが、その裏で犯罪者キャリアのボスもやっています。そう、彼は善人特質を持つ犯罪者なのです。
まあキャリアの日課としてシムに喧嘩を売りまくっているのでしょっちゅう特質の入れ替え通知が来るのですが…それでも彼は善人です。
「俺に優しくしない奴は生きている価値がない」と考えているタイプの善人です。
コナーを怒らせる奴はみんな敵。トラブルの原因がコナーだったとしても、最終的にコナーの怒りを買ったなら相手がすべて悪いのです。
この日、コナーが道ゆくシムに喧嘩をふっかけて回っていると…
なんだなんだとかつてのボニーの犠牲者たち(ブラックウィドウチャレンジとは別データなので存命です)が様子を見にやってきました。別世界線でボニーに葬られ、またこの世界線でもすでにボニーと恋愛関係を持っている彼ら。何か彼らの勘のようなものが働いて、ボニーと一緒に住んでいるコナーが気になったのかもしれません。
ボニー「ダーリン、体調は大丈夫?」
ベガス「えっ?全然平気だよ。どうして?」
ボニー「ううん、なんでもない。ダーリンが働きすぎて疲れてないか心配になっただけだよ」(…ボっちゃんとのゲージが真っ赤になって、触ろうとするたびに噛まれているみたいだけど…体調に変化はなさそうだな)
ボニー「ダーリン、手加減なんかしちゃダメだよ?思いっきり強く噛んであげてね」
ボニーとコナーの住む家には、たびたび裏社会と繋がりを持つシムたちが訪ねてきました。
知能犯のリンリー・カンナイに
セルヴィス親衛隊兼ギャングワイフのボス、アーチー・エヴァンズ。
コナーとアーチーには実は幼い頃接点があったのですが…それはまた別のお話。
機会があればこの2人についてまた書きたいと思います。
そして夜中の1時。しはいか2人の大暴れタイム。もー嫌なんですけどこの家。
前編は平和に?終わりましたが次回、ついに小さな始末屋が牙を剥きます。