【ボニー・メイの共有】

 

ブラックウィドウチャレンジの主役をつとめたボニー・メイのNo CCver/CCver両方をギャラリーに共有しました。

ギャラリーID:myownprivate22

 

 

 

CCなしバージョン。

 

 

 

CCありバージョン。

CCありバージョンをダウンロードする場合は「カスタムコンテンツを含む」にチェックを入れてギャラリー検索してください。


(説明欄の名前の綴り間違えました。Bonnyです)

 

ボニーの髪はこちらをお借りしています。こちらの素敵な髪をかぶせると…ボニーの美男子度が格段に上がります。

 

 

シム共有の注意事項に関しては、このブログについての【シムのギャラリー共有】をお読みください。

基本的にゲーム内でできることはなんでもして頂いて構いません!友人になるのも敵対するのも、恋愛関係になるのも自由です。遊んでいる様子をブログやTwitterに掲載して頂ける場合、お声がけくださったら小躍りしながら見に行きます。よければお知らせください。(もちろん、報告は任意です)

 

 

それからボニーに関してはもうひとつ。いつもなら故意に殺すのはちょっとご遠慮ください、とお願いしているのですがブラックウィドウチャレンジをする場合に限り、ボニーを配偶者にして葬って頂いて結構です。

ブラックウィドウチャレンジをしたいんだけど、被害者が見つからなくて…と言う時にお使いください。ただしボニーの方も全力で葬りにきますよ!どっちが生き残るか勝負だ!

できれば暴力系のMODを使用した殺害は控えていただければと思います。やっぱりゲーム本編でできる死因がいいね!プレイヤー、実はまだまだ見たかった死因があるんです!ハエにたかられ死、Get Famousの池オブジェクト?での死、品質の悪いフグのにぎりによる死、などなど…

 

 

ボニーにはたくさん服装が設定されていますが、所有パックなどの都合で服装や髪型が剥がれてしまったら各プレイヤー様のお好きに着せ替えて頂いたり、不要な服装カテゴリを削除して頂いて大丈夫です。これはボニーに限らず今まで共有したどの自シムも共通です。所有パックが揃っていても「こんな服着せたい」などあればそこも自由にしてください。

あなたのワールドに降り立った瞬間から、ボニーはあなただけのボニーです。

 

 

ただブログに登場していたボニーに近い姿を見たい場合は、StrangerVille、My Wedding Stories、Realm of Magic、Get Famousが必須パックになってくるかと思います。あとボニーのソバカスはもしかしたらHigh School Yearsのものだったかもしれない…はずれてたらお手数ですがベースゲームのソバカスで代用してあげてください驚き

ちなみにいくつか女性的な服装が設定されていますが、ボニーは体も心も考え方も男です。ただ似合うから着てるだけ。

 
 

【ボニーの元ネタ/影響元】

ここから先はプレイヤーがボニーというシムを作る・プレイする際に影響を受けた元ネタをひたすら語るだけなので興味のない方は読み飛ばして頂いて構いません。影響元が大好きなので長く語ります。興味のある方だけよければお付き合いください。

(※もちろん、キャラ形成において影響を受けたというだけでボニーの存在と行動は実在の人物には一切関係ありません。ボニーは完全なるフィクションです)

 

容姿と立ち振る舞いで大きく影響を受けたのは、こちらの人物です。(名前は画像内)

 

 

彼はオスカーワイルドの愛人だった人で、大学の時に授業でその存在を知って以来私の中で強く印象に残っていた人物でした。本人の写真を授業で見せてもらったのですが、本当にものすごい美男子でした。彼は母親に非常に可愛がられていて、坊やを意味する「Boysie(ボイジー)」を縮めた「Bosie(ボジー)」という愛称で呼ばれていたようです。ちなみに若き日のジュード・ロウが映画で演じています。 映画では父親との確執やオスカーとの関係が描かれていますがもうとにかく天使のような外見で理不尽なわがままを言いまくる。理不尽すぎて笑っちゃうほどです。ブラックウィドウチャレンジをやりたい気持ちはあったものの主人公にするシムのイメージがなかなか思いつかなかったところに、ある日ふと思い出したこの男性の存在がチャレンジ開始のきっかけとなりました。

 

 

ブラックウィドウになるんだからこのくらい、どんなわがままを言っても許される、周りがついてきてくれる圧倒的な美男じゃないと、と思い自分基準の最高の美男をイメージしてボニーを捏ねました。金髪に青い目、薔薇色の唇をした美しい男。初めてすぐはメイ坊や、の意を込めて「ボイジー・メイ」という名前でプレイしていましたがGoogle検索すると地名が出て来てしまったため、「ボジー」と響きの似ている「ボニー」に名前を変更したのです。Bonnyという単語に「美しい・魅力のある」という意味があるようなので、ボニー・メイで「魅力的なメイ」というところですかね。プレイ始めた当初はただただわがままな美男子、という設定でした。

 

 

悩んだのがブラックウィドウチャレンジのメインである「配偶者を連続して葬る」というタスク。一体どんなシムが意図的に配偶者を殺すのか。金のため?配偶者への怒り?それとも単なる殺人鬼なのか?

 

いろいろ悩んだのですがここでもまた他作品から影響を受けました。それがこちら↓

 

 

 

私はシムズを始める前は趣味でイラストや漫画を描いてストーリーを作っていましたが、過去自分が作ったものを見ていると2018年頃からクリスティーに影響を受けていることが丸わかりです。(影響受けてるの丸わかりすぎて恥ずかしいくらい)もうこの一冊とマイの影響元に関しては、何回読み返したか分からない。

クリスティーの書く「悪い男」が大好きなんです。みんな魅力があって、極めて邪悪。ハンサムな悪役が多いです。この小説に出てくる悪い男も同様ですが、中でもボニーの性格形成に強く影響を及ぼした文章を引用しておきます。

 

 

「僕がほしいのはーまたこの言葉が出てきた、僕のお得意の言葉がーほしい、ほしい…体の中からその思いが湧き上がってくる。僕がほしいのはすばらしい女性と誰も持っていないすばらしい家、そしてその家はすばらしいものでいっぱいにする。僕の所有物で。何もかも僕のものになるのだ。」

 

ほしい、ほしい…その飽くなき物欲ゆえに次々配偶者を葬っていく。命さえも自分のものにしないと気が済まない傲り昂った強欲な男、というところに落ち着きました。

 

まああとは「若く美しい男が快楽を貪って若さを浪費し破滅していく姿フェチ」という難儀なフェチでもあるので

 

 

こちらにも影響を受けています。美しい青年の代わりに肖像画が年をとるやつ。加齢ONでプレイしてたらもっと影響受けてたと思います。

「青年は特にこれといった理由がないのに微笑する。青年の主な魅力のひとつはそこにあるのだ。」

わかるーーーー!!!!!と全力で頷いた一文。

 

 

最後はああなっちゃったけど途中までボニーにはハッピーエンドを用意してました。本当にシメオン先生を愛していることに気づき、彼と幸せになりたいと願うようになるはずでした。マザープラント退治に成功さえしていなければ。

 

 

あれはプレイヤーにとって手痛い失敗で、ボニーにとって運命の分かれ道でした。あの時ボニーは自分が「シムを殺したい」と思っていることに気づいてしまったのです。

 

 

ボニーがシムを殺したいと気づいた時にプレイヤーは5人の配偶者に加え、最後にボニーを殺すことに決めました。

5人目が死んだ後に死神からチャンスカードでプロポーズをされたせいか?ボニーは誰よりもあっけなく死んでしまいました。本当にあっけなかった。ボニーを殺すのが一番簡単でしたよ。

(なんかボニーもそうだったけど私も犯行自白してるみたいになっとる)

 

 

彼とシメオン先生の結婚は愛ゆえに、というより勝負と挑戦です。

必ずボニーを止めたいシメオン先生と、自分の欲望を諦めるつもりのないボニー。

 

 

体を張ってでもボニーを止めてくれる、強いシム。ボニーの美しい外見だけではなく、醜い中身を見抜く鋭い観察眼を持ったシム。感情的になるのではなく、落ち着いた言葉で諭してくれるシム。ボニーの周りにいるシムで、それができるのはシメオン先生だけでした。

 

 

シメオン先生ありがとう。この勝負は、ボニーの負けです。

 

悪どいチャレンジではありましたが、プレイヤーは理想の性悪美男子を操作できて大満足でした。配偶者を葬ると言うタスク(私の場合は最後にブラックウィドウ自身も葬るタスク)はもちろん胸が痛むしハードルも高かったですが、普段はあまり気に留めないタウニーシムにもそれぞれ魅力があると知れてとても楽しかったです。

ボニーの言葉を借りるなら、みんな本当に愛らしかった。彼らに幸せなシム生を与えてあげられなかったのが残念です。

 

記事更新を始めた頃からたくさんのアクセスを頂き、多くの方に読んでいただけたようで本当に感謝しています。不快な描写が多かったにも関わらず(特に子どもシムを巻き込んだあたりは)、温かくチャレンジを見守ってくださった皆様。本当にありがとうございました。

 

明日ブラックウィドウチャレンジのまとめ動画が上がります。

楽しんでいただけたら嬉しいです指差し飛び出すハート

 

 

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