※シムを意図的に殺めるチャレンジです。胸糞展開あります。苦手な方は閲覧をお控えください※

※長いです!でもブラックウィドウチャレンジは次回で最終話!

 

 

夜中の間ずっと鳴り響いていた雷は止み、静かな朝が訪れました。

 

 

こちらはTwitterのフォロワーさんから頂いたボニーのイラストをCC化させて頂いたもの。

もう最高すぎて、作者さんに許可を頂きボニーの部屋に飾っています。よく見るとシメオン先生の後ろ姿が描かれてるんです。ドキッ

 

 

ダンさんは毒に蝕まれている体を引きずり、ボニーの肖像画を描くことにしました。

 

 

 

あと8時間か。もう1枚くらい描く余裕あるかも…

 

 

と言うわけでもう一枚。ボニーってば、本当顔だけは綺麗な男。

 

 

ダン「…ボニー、少し休んでもいいかな。ジャングルに行って以来、あまり体調が良くないんだ」

 

 

ボニー「うん。ダーリン、素敵な肖像画を描いてくれてありがとう。ゆっくり休んでね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しむ過去の配偶者たちも、魂を狩りに来た死神すらも、意にも介さず踊り続けるボニー。

 

 

 

 

 

いつもなら配偶者を亡くしたムードレッドが消えるまで2日間悲しみを味わわせるプレイヤーですが、今回はボニーにムードレッドソルバーを飲んでもらい一瞬で悲しみを忘れてもらいました。

 

 

 

 

ダンさんの骨壺を囲んで、嘆き悲しむ過去の配偶者たち。

 

 

誰もボニーを止められなかった。綺麗な顔をした毒グモのような男。

これからも彼らは薄暗い部屋で、誰にも気づかれることなく、誰にも救ってもらえることもなく、あの美しい男と暮らすのです。

 

 

死神「あなたは本当に素敵な人だ」

 

 

「覚えてますか?以前デートの約束をしたこと。どこでも連れて行っていいと言いましたよね。行きたい場所が見つかったんです」

 

 

「ついて来てくれますよね?」

 

ちょうどしはいかタイムだったボニーは、死神の話を聞いているのか聞いていないのか分かりませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボニー「鍵、あいてるよ」

 

 

 

シメオン「…ボニー君」

 

 

「私は止めようとしたんだよ。これでも必死にやったんだ。だが君はやり遂げてしまったんだね」

 

 

「教えてくれ。君の目的はなんなんだ。何を求めてこんなところにたどり着いてしまったんだ?」

 

 

「ボニー君、何か言ってくれ」

 

 

ボニー「…誓って言うが、最初のは本当に事故だったんだ」

 

 

「可哀想なダーリン!ベッドに潰されて死ぬなんて…。だがあの時だった、僕がいつも満たされない理由に初めて気が付いたのは。今まで何を手に入れても、どれだけ愛されても満たされなかった僕が、あの時初めて心から満たされた」

 

 

「それからの生活はとても楽しかった。本当に欲しいものが何なのか分かったからね。いずれ手に入ると分かっているものを、側で眺め続ける生活は最高だった」

 

 

「…僕の配偶者はみんな愛らしかった」

 

 

「グンターは僕に首ったけだったし」

 

 

「ゴットホルトはまあ、問題も多かったが僕のためによく働いた」

 

 

「マリッカは僕のために美しい子どもを産んでくれた…」

 

 

「パーカーは僕のために命を賭けて化け物と戦った」

 

 

「ダンは体を毒に蝕まれてまで僕のためにジャングルを這い回った」

 

 

「…みんな本当に愛らしかった!」

 

 

「僕のために!みんな僕を愛していたから僕のためならなんでもやった」

 

 

「だが僕はそれでも物足りない。愛されるだけでは物足りないんだ」

 

 

シメオン「…意味が分からない。君も彼らのことを君なりに愛していたんじゃなかったのか?なのになぜそんなことを…」

 

 

ボニー「愛してるからやったんだ、わからない?彼らはみんな僕のものなんだ

 

 

「僕は若くて、美しい。みんな僕を好きにならずにはいられない。だから僕はすべてを手に入れるに値する。彼らの心も体も、そして命も

 

ボニーの中でその存在を強く主張している特質。それは大勢のシムと恋に落ちたい「ロマンチック」でも、誰かに批判的になりたい「高慢ちき」でもない。彼の大半を占めていたのは「物質主義」、ボニーの罪はその飽くなき所有欲です。

 

 

 

シメオン「なんて傲慢な!」

 

 

ボニー「お前だって例外じゃない。お前はもう蜘蛛の巣に引っ掛かったんだ、僕からは絶対逃げられない

 

 

シメオン「聞きなさい、ボニー君。君は病んでいる。他のシムを思い通りにできるとか、他のシムの命までも自分のものだと本当に信じているのなら…」

 

 

ボニー「黙れ!!」

 

 

「だいたい、お前はいつも善人面して僕の邪魔をした…魔法が使えたって結局は何もできなかったくせに」

 

 

「でも、ここに来てもまだ僕を気にかける。僕のことが好きなんだ。分かるよ、僕はとってもきれいだろ」

 

 

「…僕がほしい?」

 

 

「ダーリン、ほしいならあげるよ。望むように愛してあげるし、して欲しいことはなんでもしてあげる」

 

 

「正直に言うんだ。僕がほしいだろ

 

 

 

シメオン「こんなことは許されない!!」

 

 

「君は傲慢で、ひどく思い上がっていて、他のシムを見下している。神様か何かになったつもりか!?」

 

 

「いいか。たとえ魔法が使えても、ヴァンパイアやウェアウルフのように驚異的な力が使えても、他人を自分の力で思い通りにしようなんてしてはいけないことなんだ。

 

 

「シムは皆、それぞれ意思を持って自分のために自分のシム生を生きている。君は自分の力で生きていた5人のシムを、身勝手な欲望で殺してしまった。見た目は綺麗かもしれないが、本当の君は極めて残酷で目も当てられないほど醜い

 

 

ボニー「僕に説教してるのか?」

シメオン「君は本当に哀れなシムだ」

 

 

「こんなに近くで真実の愛を見ていながら、愛というものが何かまるで分かっていない」

(隙あらばセルヴィスちゃんの真実の愛を証明していくスタイル)

 

 

シメオン「君の方こそ私から逃げられないぞ。私は蜘蛛の巣に引っ掛かったわけじゃない。自ら巣に飛び込んだ、今度こそは君を止めるために

 

 

ボニー「…どうやって僕を止めるの?」

 

 

 

 

シメオン「結婚しよう、ボニー君」

 

 

 

「そして私は必ず君より後に死ぬ」

 

 

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