前回に引き続き私はG氏の動きをおっていた。



すると、元クラスメイトの女性から最近G氏の言動にほとほと困り果てているとの情報が入った。
彼女は彼とメールをする度に「そろそろ俺に会いたくなってきたやろ!?」とストーカーまがいのメッセージを受け取り、大変迷惑していると涙ながらに語ってくれた。
中でも
「俺と○○さんの結婚を前提としたお付き合いご両親に認めてもらってな笑」
という内容の物をもらったときは、ぶん殴りそうになったと怒りを露わにしていた。

しかし、この内容を伺ったとき、私には1つの疑問が生まれた。
彼は現在、サークルの先輩と仲良くやっていると自慢をしてきたのだ。

このことを彼女に告げたところ「もう病気!!」といい、彼に制裁を加えてくれと要望を受けた。

一記者がこのようなことを言うのはどうかと思うが、正直彼の非道さは目に余る気がしてならない。

まだまだ調査を続行して、彼の本性を暴きたいと思う。
久々の休み。
浪人生故、ほぼ毎週月曜日から日曜日まで予定が詰まっているが、今日はフリーだ。
といっても、たまたまではない。意図的にスケジュールを空けたのだ。
そう、今日は俺、モリモン、ヨモサ君、末金で卓球をしにいくのだ。


「ぅう長音記号2
あいにくにも天気は雨。小ぶりだったり、急に強くなったり。上空の羊はどうやら情緒不安定のようだ。
9時10分に目的地に到着。確か集合は15分だ。
まだ誰も来てない。あまり待つのは好きでないが、仕方ない。今日は相手がみんな優秀な大学に行っているので、若干鬱だ。
そうこうしていると、ヤンキーがこちらを睨んでいるのに気がついた。
「おいおいまじか!?」
ソイツはドンドンこちらに迫ってくる。
ヤバい、ヤバい、ヤバい、心で唱える。
そうおもってよく見てみる。
「んん!?」
よく見ると待ち人、<ちびっ子ギャング>こと、モリモンではないか。
「おう。」
そういって挨拶するモリモンは、茶髪に染めていやがった。だからコイツとは分からなかったんだ、紛らわしい。よくよく考えるとこんなちびっ子ギャングはコイツ以外いるわけ無い。不覚!!
だが、さっきのモヤモヤな気持ちはこのインパクトのおかげで吹っ飛んだ。

しばらくモリモンの大学生活を聞いた後、待ち人2人目のヨモサ君がやってきた。よし!これでみんな揃った。
ここでモリモンが
「末金がおくれてくるらしいな」
あ!!しまった!!
待ち人その3こと、末金の存在を忘れていた。
皆さんもご存知、あのガリガリ君のことだ。
奴は雨を極端に嫌うため、「自転車集合から、現地集合に変更してくれ。電車で向かう。」と電話ごしで通達した。なんていう強引さだ!!流石だ!!やつのそういうところは全く変わってない。

というわけで、3人で現地に自転車で向かうことに。
そこには末金の姿が無かった。
やつめ、まだ地下鉄だな!
「何やねん!!あいつまだ来てないやんけ!!」
「どんだけ遅れんねん!」「ちゃんと(乗車時間を)調べてこいや!!」
そう言ってちびっ子ギャングはキレて、俺とヨモサ君に八つ当たりをしていた。人間スピーカーという俺の称号なんてかすむほどだ。こと、苦情についてだけいうと、モリモンは天下一品だ。

ようやくガリガリ君こと末金登場。
「すまん。電車一本乗り過ごしたわ。」
全く詫びる気がないのだろう。形だけの謝罪だった。
コイツといい、モリモンといい、一体どうして俺の周りにはワガママなやつしかいないんだろう。ヨモサ君でさえまともに見えるほどだ。

ようやく4人が集まった。
いざ、店に入ろうとする。と、シャッターが半開きの状態だった。
「………」
黙るしかない。
と思ったら、ちびっ子がその半開きのシャッターをとおって店の中に侵入!!こいつに常識はないのか!?しかし、その後をヨモサ君も追って行く。
……俺の常識が覆されそうだ。そんな困惑を打ち消したのが、末金だ。よかった、俺は間違ってない。
「やるの12時からやって」侵入者達が帰ってくるなりそう告げる。
「まだ9時50分やな」
「………」
「も、モリモンんちに行くか!?」
「家、人いっぱい」
「………」
「と、とにかくどっかいく??」
ヨモサ君が
「桃山行く??」
爆弾投下!!!!!!!!!!!!!!予備校生の俺が母校に行くなんて目に余る屈辱だ。悟りを開くぐらいの苦行じゃないか!?だから落ち着きなさい。南無阿弥陀物。
モリモン、ヨモサ君はその話で盛り上がっている。やめてください。目から塩水が出てきそうです。
「お、俺はいやや。」
ブッダ様!?神の声が聞こえる。いや、違う。末金だ。
さっきといい、コイツは何だかんだいいながら気をきかせてくれる。男じゃなきゃ抱きつきているところだ。「違う!違うんです!神に挨拶を!」そう言えばポリスオフィサーも分かってくれるさ。女の子じゃないし、そんな気は起きないが。

なんやかんやでマクドに向かう。むぅ。なけなしの金が湯水のように。
「ここはジュースだけしよう。」
そう言うとみんなの<あぁ>っていう、憐れみの目が痛かった。やめて!!そんな目でこっちを見ないでくれ長音記号2長音記号2

で、そこで1から2時間ほど話す。みんな全く変わってない。そのことは何だか嬉しかった。1人取り残されてる気がしたから。

んで、ようやく本題の卓球!!!
店員が告げる。
「30分で250円ですね。」ぬぁに長音記号2長音記号2長音記号2!?
4時間でこの前貰ったオヤジからの施しが消えるだと!?
俺のブログをみて事情を知っている末金が心配そうにみてくる。
だ、大丈夫!!母親に土下座でもしたら何とかなるさ!!
そう思い、平然を装う。
その値段の高さには理由があった。ドリンクバー付きだったのだ。
あれ!?俺なけなしの金でジュースのんだよな!?世の無常を味わった。

あきらめて、楽しむことにする。
俺とモリモンは経験者で、残り2人は素人なので最初は別々にやることに。
「おいおいどうした!?」
モリモンだ。どうやらちょっと調子がいいようで図に乗っている。ただ5連敗しただけじゃないか。
悔しいの、ではなく、シングルに疲れたのでダブルスに。
絶好調のモリモンと絶不調のヨモサ君VS絶不調のおれと絶好調の末金。
互いの戦力は拮抗し2-2となる。これでモリモンを打ちのめせる!!そう思った。しかし、持ってる男モリモンを前に苦汁をなめる羽目に。
仕方ない、これは末金のせいだ。
そういうことにして、ヨモサ君と組んで、いざ打倒モリモンへ!!
当然、絶不調同士が組んだら負けると思う??だが、かつて某末金がいってた。「マイナスにマイナスをかけるとプラスになる。」って!!
「いっくぞぉぉ!!」
負けた。やつの、末金の言葉は嘘だったんだ。マイナス同士はこの場合は足されるから、更なる悪夢を呼ぶだけだったんだ。
傷心の俺は再びモリモンとシングルでやることに…負けた。わからない。わからない。
モリモン曰く、「我未だ嘗て負けなし」と。
腹立つが、返す言葉も無い。

だけどここで終わっては天才の名が廃る。
2時間だけやると決めていたので、ラストにもう1度ダブルスとシングルをする事に。

まずはダブルス。
俺末金VSモリモン、ヨモサ君ペア。
1セット目はあっさりとゲット!!
思い出したんだ。相手はモリモンだぞ!?
負けるわけ無い!!
……
「しゃぁぁ!!」
末金とともに喜びを分かち合う。
やつは、この眠れる獅子を呼び覚ましてしまったんだ!!

続いて本命のシングル。勝った。
当然なぁ!

こうして久々の休みは幕を閉じた。




その夜、母親に施しを断られたのは言うまでもない。俺は全身の筋肉痛とともに体の震えを止めることが出来なかった。
「うぅん」
チチチ、と窓の外から小鳥のさえずりが聞こえてくる。
昨夜はカーテンを閉め忘れたのか、朝の陽光が差し込み、体は久々に覚醒していた。
普段アラームに追われている僕にとって、最高の目覚めといえる。
その上、いつもはリビングにいる愛犬が、なぜか僕の部屋に居て、目覚めを見守ってくれていた。(かわいいな、コイツ)
今日は何か特別なことが起きる、そんな気がしてならなかった。
勢いよくベッドから飛び出し、顔を洗うために[ぐにゃ]部屋を出ようとする。
「ぅん??」
何だか、[ぐにゃ]とかいうヘンな音が。
恐る恐る足元を見てみる。
「最悪だぁぁぁぁ」
う○こがへばりついていた。
奴(犬)は用を足すために部屋に進入してきやがったんだ。
僕の(かわいいな、コイツ)を返せ!!
しかも、コイツは性格上用を足すのは何か物の上なのだ。
慎重に辺りを見渡す。
「良かった。もう被害はな[ぐにゃ]…くそぉ!!」
やられた右足をかばいながらいたせいか、注意力がおざなりになり、左足すら死んだ。洗濯物と共に。

ハイハイの状態で、顔ではなく足を洗うために風呂場に向かう。洗濯物と共に。
やっとの思いでたどり着き、まずは足を洗う。そして、物がへばりついた洗濯物も。
「ふぅ、終わった」
一段落し、もう一度水洗いをして終わり。
レバーをひねって水を出そうとする。
「опёЫ-∞£」
ひねるレバーを間違えて、シャワーが発動!!
冷水を全身に浴びた。
ヤバい、死ぬ!!
「あぁ!」
更には、ケータイが貯めていた水の中にダイブ!!
こうして代理のケータイに……

それはもう最高の朝だった。