今回の入院、手術は、思ったほど体への負担はなく、意外と元気に過ごせました。術前の説明では万一の場合に備えて、色々なリスクを聞きましたが、結果としては大事に至らなかったです。やはり、主治医も画像だけでは何とも言えず、開いてみないと分からないようでした。
ある耳鼻科医が言っていたことですが、昔はMRIやエコーはなく、触診のみで手術をしたそうです。腫瘍によってはダンベル(鉄アレイ)型をしており、一つ切除しても管のような形状でその先があり、もう一つ奥に腫瘍があったということもあったそうです。今は顔面神経にセンサーをつけながら手術もできるし、医学も進歩したとのことです。
10年以上前に気胸で入院したことがありましたが、あの時はドレーンを入れてから1日は痛みで眠れず、吐き気や発熱もあり、本当に辛かったことを思えば、今回は意外と大したことはなかったです。
術後1日目は点滴もずっと入っているため、病棟で過ごしましたが、洗髪、シャワーも部分的にはできました。術後2日目は点滴の時間もぐっと少なくなり、隣りの研究棟の自分の机で過ごすこともできました。入院中にDVDを観ようと思い、沢山持ち込んでいたのですが、術後1日目はあらすじを追うのも意外と疲れ、バレエのDVDを観ていました。
日に日に回復してきていると思いますが、手術した側の下唇の動きが少し悪いこと、耳から頬にかけてあまり感覚がなく、しびれたような状態は少し続きそうです。主治医に聞いたところ、三叉神経は触っていないけれど、大耳介神経を触った影響とのことです。傷口が目立たなとくなるよう、紫外線防止のための肌色のサージカルテープを何ヶ月間も貼った方がよさそうです。
またこの病気の再発率ですが、手術が上手にできていれば再発は少ないとのことです。万一、手術の際に細胞が落ちてしまうと(被膜ごときれいに切除できないと)、また細胞が増殖して再発するそうです。再発するとしても10年後くらいだそうですが。細胞診の際に細胞を落としてきていることは、滅多にないと言ってもよいとのことです。