気持ちのよい秋晴れの中、木の実工作スペシャルin西原自然公園開催!
ハンモック、スラックライン、木の実工作、伝承あそびコーナーの準備を始めるものの、スラックラインのテープが巻き取る器具に噛んでしまい慌てるプレパスタッフ。
そこに軽やかに登場したのは…
練馬区で活躍する子育て支援ボランティア団体の針プロ「に~どるぷろだくしょん」( http://ameblo.jp/officeharipro/ )のハリーさんとヒナさん。
ゆっくりと噛んだテープを元に戻し、無事にスラックラインが張れたのでした、ホッ。ありがとうございました!
スラックラインの上にはつかまって渡れるよう、西原自然公園を育成する会の大高さんがロープを張ってくださいました。
つかまれるようにロープを張るのは難しく、私たちがやるとどうしてもたわんでしまって安定感がないのですが、大高さんロープはピンと張ってるので子どもたちは大人の手を借りずに渡ったり跳ねたりして楽しんでました♪
今回のプレパは、いつになく穏やか。
ハンモックはハリーさんに思いっきり揺らしてもらってキャイキャイ言ってましたが(笑)
木の実工作に参加されたお母さんからは「息子が工作に夢中になってて、新しい一面を見ました」というお言葉が。
他のお母さんたちは手についた木工用ボンドをぺりぺりと剥がしながら、「この感覚、なつかしー!」といい笑顔♡
そして、プレパ伝承あそび史上初の羽根つき大会開催!
シングルス、ダブルスが結構な長時間繰り広げられてましたよ。
それを眺めながらけん玉やベーゴマ、コマ回ししたり。たまにはこんなふうに木々の中でのんびり遊ぶプレパもアリですね。
プレーパークの後の午後のワークショップは、キッズワークショップを展開するMIRAIZOさん(https://www.facebook.com/miraizo/)主催の、絵本作家長田真作さんによる「森で青いせかい」。
長田さんの絵本『あおいカエル』をモチーフにいろんな青でみんなで絵を描きました。
(http://www.ehonnavi.net/ehon/112090/あおいカエル/)
『あおいカエル』は単色の濃淡でいろんな世界が広がっています。絵もいい感じにゆるやか♪
プレパの後片付けをしていて最初のご挨拶や説明を聞き逃してしまったスタッフがMIRAIZOの荻野さんにお話をうかがったところ、長田さんは墨絵から絵本の世界に入った方なのだとか。納得。
最初は遠慮がちだった子どもたちでしたが…
もくもくの雲が巨大な手をもつオバちゃんのアフロになり、縦横の線がサッカーゴールになり…と、バラバラだった絵がつながっていくにつれてノリノリに!
まぁやるだろうなと思ってたけど、絵の具を手にニッチャニッチャつけて描きだしましたよ。いろんな青を混ぜるもんだから、マーブル手形になりすごくきれい(笑)
できあがった絵は、それぞれ好きなものを描いていながらもバラバラな感じがしない。
「今の子どもの世界は便利になりすぎて情報過多、あえて『青』というひとつだけのルールを設定することでどれだけ豊かで新しい世界をつくりだせるか」というのもねらいなんだそうです。
好き勝手に描くのもいいけど、結局何つくったんだっけ?他の人は何描いたんだろ?となりがちな子ども対象のワークショップ。
どんな形でも最終的に「楽しかった!」となればオッケーだけど、あえてルールを設定するというのもいいな。
今回のワークショップ、何が素敵だったかをいうと、やはり「森の中で」ということ!
西原自然公園を育成する会の皆さんの手があってこそです。
午前のプレパでも、木っ端を切りたいけど小さいノコギリで苦戦している子にはちょいちょいと手招きして本格ノコギリ指導。
いつの間にかニスまで塗らしてもらって立派な木工作品をつくってる子も。
完成した絵をかけるロープも、かけやすく後で引っ張るとピンと張る仕様になっていて。
多く語らず、すっと必要なときに必要なものを設置してくださいました。また作業が速くてそのできばえの美しいこと!
他団体さんと何かご一緒できると、このように考え方や動きを見たり感じたりできるのでありがたいです。また何かご一緒したいです!
西原自然公園を育成する会のみなさん、MIRAIZOさん、ありがとうございました。
さてさて、来月のプレパは11月27日(日)向台公園にて新聞紙チャンバラです!
寒くて動きたくなくなってくる季節。大暴れしてぽっかぽかになっちゃおう!