文学フリマ岩手2023~盛岡から一ノ関まで~ 最終日 | 夢とウツツの狭間にまに

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作家になる夢を捨てきれず、細々と書いてます。でもブログでは趣味と欲望と夢を全開でぶちまけている次第です。夢は今でも持っていますが、今はどこかで迷ってます。

夢と現実の狭間で精いっぱい生きています。いつか夢に届くその日まで……。

 

こんばんわ。コミケも楽しく参加して夏を満喫している病氏です。

体力上限は間違いなく減っていますが、やっぱりコロナの時よりも精神的にははるかに良いですね!

 

気がつけばもう2カ月前、あっという間ですね。盛岡の旅、最終日のレポです。

 

文フリ当日もイベントにわんこそばに酒浸りと楽しく過ごした2日目も夜更かし気味だったので少し遅めの起床。

それでもご飯はしっかりといただきました。お代わりも当然ながら。

 

当日はチェックアウトもそうですが、これから出かけるのに電車の時間もあるため、早めに準備して出発します。忘れ物だけは気を付けないと。

2泊世話になったお部屋ともお別れです。天井も高くて、清潔でとても良かったです。大浴場は入りたかったな……。

 

さて、最終日を過ごすのは毎年のように来ていた盛岡でなく、少し足を伸ばして一ノ関へ向かいます。

ツイッター(今はXか)で地元のかたに教えてもらったのですが、盛岡とは食文化がかなり違うと伺い、興味を持ったので行くことにしました。

具体的に言いますと、盛岡はわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺と麺文化が強いですが、一ノ関はお餅文化だそうで。これは藩政の頃の違いが色濃く出ているそうです。なるほど、同じ県でもそういう違いが出るんですね。面白いですね。

 

というわけで、東北本線に乗り一路一ノ関へ!

本線、という名称から勝手に思い込みで「東海道本線みたいなものかなー」と考え、電車内で一杯飲む気でお酒買って乗ったんですよ。

 

2両編成のロングシートでした。

 

めっさローカル線だった!しかもけっこう通勤通学で乗客多い!

 

これで飲食をする勇気はいくら旅先でも無理で、大人しく読書やスマホいじりしておりました。時折、窓から外を眺めると綺麗な風景が流れていきます。いたく新鮮な気持ちになるので、外を眺めてるだけでも楽しかったです。

   

 

そんなわけで、なんやかんや電車を楽しんでいるうちに、終点の一ノ関駅へ到着しました。

駅の作りも待合所が昔からよくある感じの落ち着くつくりでした。お蕎麦屋さんがあるのもポイントが高いですね。食べたかったけどこれから昼食だし、帰りもお腹いっぱいで無理でした。残念……。

 

初めて降りた一ノ関駅の感想は、盛岡と同様に観光地だなーという印象でした。

でも少し歩いたらすぐ住宅が立ち並ぶので、のんびりした雰囲気を感じました。

 

さて、事前に調べておいたお餅御前を食べられる蔵元へ一直線です。

お店はこちら

 

 

こちらはレストランにお土産コーナーのほか、日本酒造りの文化館などもあり、色々楽しめます。今回は時間的に無理でした。

 

そしてレストランに入ります。まあ1人なら大丈夫だろうと思っていましたが、甘かった。

予約の確認をされ、してないことを伝えると空席の確認を始めます。あれ、ヤバイ?

 

しばらくして、一番奥の拓けた席に通されます。その際、これから団体予約が来る席なので、

1時間くらいしかいられないけど大丈夫ですかとの確認が。

 

うおお、こんなに大人気とは思わなかった。しかも週明けの月曜日ですからね。まさか平日でこんなに混むとは。油断。

 

ま、そこは一人旅の気楽さでOKします。

さっさとメニューを確認して注文します。

自慢の蔵ビール飲み比べ、お餅御膳でいきます。

 

ビールはなかなか味が濃い目でした。おつまみがほしいところですね。

 

そして待ちわびたお餅御膳です。これはボリュームたっぷり!

 

 

9種類の様々な味のお餅に、さらにお雑煮(さっぱり出汁)と酢の物や和え物、漬物が付きます。小さな猪口に入ってるのはノンアルコールの甘酒です(これが凄かった!)

 

お餅の説明もこんな感じで一つずつわかるようになっています。

個人的には大根おろしとクルミが好きです。エビが品切れでしたが、代わりのものも美味でした。

また、面白い運試しとして、どれかのお餅の裏に小枝が置いてあり、その小枝を何個目に見つけるかで何日後に良いことがあるよ、というものだそうです。茶柱みたいな感じらしいです。

ワタシは8個目でした。8日後になんかあったかなあ……(忘れ

 

こちらはお餅文化の良く分かる冊子。うーん良い販促。

 

余りに美味しいうえ、せっかく蔵元にきているのに日本酒飲まないのはどうかと思い、追加で濁りの新酒をいただきます。これがまたよく冷えてて、そして僅かな炭酸風味がまた飲みやすい!ペースが進んでいけない!

 

一通り食事を楽しみ、最後にデザート代わりのノンアル甘酒を飲んだところ、人生で一番と言える美味さでした。

なんだこれ???お酒の匂いは一切せず、自然な甘さがさらりと口に広がるのに、全然発酵してる感じをしない。甘酒で目を見開くとは思いませんでした。

 

一人で気持ちよく味わい、満足です。

帰りに家族へのお土産に日本酒と、美味しかった甘酒も買って帰りました。

またいつか、絶対に飲み食いに来たいところです。

できれば来年と言わず、もう少し早く来たいなあ。

 

駅に向かう最中、地元のスーパーがあったので帰りの電車の飲み物などを買うために入店。

これがまた、地元のかたのためのお店なので売り物も生活感がばっちりで楽しい!売ってるものもちょっと違うものがあって楽しい!

思わず家族への土産に買ってしまいました。旅先ってこういうのが楽しいですよね。

どれも美味しかったです。

 

そしてついに帰りの新幹線に乗り込みます。ああ、旅が終わりに近づきます。

車内ではお腹もいっぱいなのでお茶とコーヒーと、スーパーで買ったクレープで余韻を楽しみます。新幹線ではやっぱりこれだね。

 

 

そして東京駅に到着。

今回は実家にお土産渡しも兼ねて一泊します。

日本酒は飲みやすすぎていけないという感想をいただきました。

 

下は買った甘酒です。

 

これにて、2月の広島以来となる遠征が終了となりました。

盛岡は毎回参加者の方も食事もお酒も楽しくて、行くのが楽しみになります。

来年も、また旅行を兼ねて参加したいです。次はどこに寄り道していこうかな。今からわくわくしてしまいますね。

 

レポートが大分遅くなってしまいましたが、これにて2023年文学フリマ岩手の旅、終了となります。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

次回は9月の大阪にてお会いしましょう!