日本人にストライカーが居ない理由
それは簡単な話し!
日本の育成、選別では
ストライカーは認められ無いから!
小学生の6年生の時のチームにも
ストライカー気質の子がいた。
チームの攻撃スイッチが入ったら
得点を決められる場所に居る
それが仲間が、
ドリブルやパスでボールを運ぶ時の
基準のようになる
相手もそこが基準にされてしまう
「このトップに付くか?ボール保持者に行くか?」
と、相手ディフェンダーに選択を迫らせる
その事をよくわかっている選手。
仲間のフェイントの先になる事!
そのトップがそこに居る事で
仲間のパスモーションに相手は行かざるを得なくなる!
仲間のフェイント、フェイクを本物にし
相手にリスクの選択を迫る。
パスは1番リスク高い!
抜かれるのは仕方が無い!
のような選択をさせる!
その為に、そこに居ると言う感覚を持った
ストライカー!
そして、自分に付いて居たマーカーが
自分を離れ、ボール保持者に対してカバーに
行った瞬間、パスコースを作り
パスを受けシュートする。
将棋やチェス的思考!
仲間と王手を作り出す戦術的思考。
こう言うプレーが出来る選手。
ただ、日本人のストライカーのイメージは
そうでは無い、ゴリゴリドリブルで持ち込んで
自分の個人技でシュートを決める選手!
のようなイメージを持って居る。
だから、先に書いたような
ストライカーは、
日本の育成現場の「セレクション」では
受から無い!
何故なら、
日本の「セレクション」の現場では
みんな自分アピールの為に、ゴール前で
パスはしなくなる傾向になるから!
そして、日本の「セレクション」では
ゴール前に位置どり、パスを待つような
スタイルの選手を、認めないコーチが多い!
「君、チームではエースで、皆んな君にパスするだろうけど、ここでは君をエースだと思って居る選手は居ない!パスを待ってるだけの選手は要らないよ」
なんて言われてしまう。
日本人はストライカーを知らない、
だから、ストライカーの使い方を知らない!
だから、ストライカー気質の子を選ばない!
だから、ストライカーは残らない!
だから、日本にストライカーは居ない!
となる。
これは、ゲームメイカーにも言える
日本人はサッカーの強さを
心底「個人技」だと思い込んで居て
パスを軽視し、ドリブルが強さ
だと思い込んでます。
パスを使わないと、プレー出来ないようでは
弱い選手、だと思い込んでます!
だから、逆に
チーム戦術が弱い選手が残る。
そこにストライカーが居る事を利用出来ない選手
そこにストライカーが居る意味が分からない選手
そんな個人技で勝負する選手を「強い」と
認めて「選ぶ」のが、日本の育成システムです。
それが、
田中碧選手のインタビュー
田中碧選手インタビュー
に有る、
「彼らはサッカーをしているけれど、僕らは1対1をし続けているように感じる」
「2対2だったり3対3だったりになったときに相手はパワーアップするけれど、自分たちは何も変わらない」
そして
「それがコンビネーションという一言で終わるのか、文化なのか分からないですけれど、サッカーを知らなすぎる」
と言う事なのだと思います。
このドリブル特化、個人技至上主義的な
サッカーの見方をやめて
サッカー全体を見て、サッカーの上手さ
と言う部分の理解が進まない限り
日本にストライカーは残り難いし
11人で戦うサッカーは出来ないし
田中碧選手の言う2対2でパワーアップする
の意味はわからないと思います。
フェイントを個人技の形と
認識して居るようではダメ!
それが本物で有り、そこに
相手にリスクの選択を迫る、駆け引きが
無ければ意味は無いのです!
そこが分からない選手は
どこまで行っても1on1しか出来ませんよ。
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