僕、過去
一度、かなり病んだ時期が有りました。
それは、一つ目のバンドの後
ソロで事務所から声がかかり
その活動中は、ほんと精神が病みました。
それは、今思えば、
いくつか理由があるのですが
それをお伝えしようと思います。
まず、
夢のポイントがズレた。
これは、バンドの時は、バンドに憧れてたし
良い曲が作れるミュージシャンになりたいと
思っていたのですが…
そのうちに「有名になる事」が「成功」のような
「目的」のズレた夢の見方に
なって行ったんですね。
要するに「音楽」では無く
「凄いじゃん」と言われる道を
選んでしまったと言う事
大手の事務所だったので、ソロで
声がかかって「凄いね」と言われる
だけど、それと、僕の本来の夢は
実はあまり関係が無い訳です！
そして、バンドの時のように
良い事、悪い事を共感してくれる仲間もい無い、
そして、自分の作りたい曲、なりたい自分
と言うより、
会社の中で売れない自分を壊して
「売れる自分を作る」と言う
ある種の「本来の自分否定」の様な
作業をして行くんですよ！
この、孤独な中での自分否定の日々
これに、やられました。
で、これって
下手したら、サッカーでも同じでしょ？
「個を磨け」「周りは皆んなライバル」
とにかく、周りは皆んなライバルだとして
1人で上にいかなければなら無いって
キツイですよ！
良い時は良いんです！
ダメな時、結果に繋がら無い時が辛いんです！
要するに、結果に繋がらない時は
「今のままの自分じゃダメだ」と言う
気持ちが強くなりますから
どんどん「自分否定」なマインドに
なって行くんです！
正直、僕は、これは無理で
諦めて、辞めました！笑笑
もう、良いや！と！笑笑
別に「凄い」とか要らない！
やりたい音楽をやるんだ！と
開き直りました！
そこからまた
ユニットを組む訳です。
そこで、分かるんですよ
自分には無い物があるなら
それを持つ「仲間」を、活かせば良い！
チームとして、バランスを取れば良い
と言う事を！
これ、
サッカーの話しでも、最近書きましたが
同じだと思いませんか？
個でしか無い選手では
個で負けた時点で、終わりです、が
個で負けても、仲間を活かす事が上手ければ
チームは負けないし
自分も必要とされる！と言う事も
同じだと思うんですね。
そこも含めて「個の力」だと言う事！
僕は、バンドの時の、ソロの時は
尖ってましたし、俺！みたいな
自信も有りました！
個として見たら、その時の方が
強そうだったとは思います。
でも
自分の弱さを知り、仲間の助けを借り
また、仲間を助けたり、仲間を輝かせたり
そう言う事の、重要性を知ってからの方が
「仕事」として、上手くいき始めるんです！
そしてそのユニットはCDデビューまで
辿り着く訳です、
結果ね、どっちの自分が優秀か？
と言うと、やはり後者の自分なんですね。
自分だけじゃ無く
ユニット全体を見る力を持って
ユニット全体を良くして
ユニットその物を、前に進める力を持つ
プロデュース能力ですよね。
チームを勝たせて、結果として
自分も評価される、と言う事。
ロジックの違いです！
この思考だと、
先に書いた様な
孤独な自己否定におちいり
病む事は無いんです！
僕は、この様な
メンタルの部分、
そのようなメンタルを保てるやり方
全体を見る力、
こう言うのが
夢を叶える上で非常に大切だと思ってます。
だから僕は、息子には
「常にチーム全体を見ろ」と言うし
「個でのしあがる」と言うマインドでは無く
「チームを勝たせる」と言うマインドを
持たせて居るし
「チーム」を「仲間」と思う
心の広さ、ゆとり、強さを
持って欲しいな、と思う訳です。^_^
竜の字
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