サッカーで伸びる子の特長-その2- | PLAYESTオフィシャルブログ「one's life time」Powered by Ameba

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プロから学ぶ本当に正しい
「サッカー上達法」
「本物の基礎技術」を
お伝えします。

小学生がやるべき
サッカーのトレーニングはこれだ!

先週の日曜日

少年サッカーの試合でした。

ウチのチームは2年が6人しか居ないので
練習でのミニゲームも3対3
全員が一つのチームとして練習する事はありません。

で今回の試合の相手は
強いと噂のチームで
そちらも、まだ2年が少ないので3年混じり
5対5のフットサル形式

負けるんだろうな…と言う失礼な予想をしてました、
なんたって
ウチのチームは今のメンバーになって初めて!
2年生だけで初めて!
全員で一つのチームとして初めて!
での試合なんですから!

本当に
全員で同じチームって言う練習も
した事無いですからね!

でも!
結果を先に言いますと
「圧勝」
でした。

5試合やりましたがトータルで
15対3の大差でした。

ウチのチームの3人の子が試合を決めたような
感じなのですが…

さてその3人の子に共通するポイントは何でしょう?

ちなみに3人とも体格は小さいです!
相手チームの子は3年も居て10センチは背が高い子ばかりでした。

サッカーを幼稚園からやってた!訳でもありません!

さて?何だと思います?



それは「プロの試合の観戦も好き」って事です!

なんだ?そんなの普通じゃないの?と思いましたか?
実は普通では無くて
小学生の低学年の子の多くは、
プロのサッカーの試合をテレビを含め「見ない」子が
多いのです。 
見せても興味を示さないとか、飽きて見れないとか、
親に勧められてサッカーを始めた子は
サッカーを見た事も無くやってる場合が意外と多い!

それゆえ

小学生の低学年のサッカーを見た事ある方は
分かると思いますが
この年代のサッカーはいわゆる
「団子サッカー」が多いです!
全員がボールに群がるサッカーです。

しかし
プロの試合をよく見ている3人は

ちゃんと距離や位置を考え
パスを使います
攻める時は3人が、センター、両サイドで駆け上がり
守る時はちゃんと後ろでカバーリングしてましたし
お互いに声を掛け合っていますし
いわゆるオフェンスはワイドに
ディフェンスはコンパクトにが
何となく出来ているんですよ。

よく
サッカー少年団のあるあるで
どうやって団子サッカーから卒業させるか?
みたいな悩みがあって
ポジションを教えるべきだ!とか
パスを教えるべきだ!とか
色々言われるのですが

その前に大切な事があるんですよね!

「やるべき事のイメージを持つ事」

です!
3人はプロの試合を見て
「サッカーとはこうやるものだ」と言う
共通のイメージを持って居たのです!

仲間がボールを奪ったら前に走り
ディフェンスに取られないように
空いたスペースでパスを貰い
コースを見つけたらシュートを打つ!
はじかれた時の為に詰める!

そう言ったイメージを持って居たから
それが形となり得点に繋がったのです。

サッカー指導者は
何をどう教えるか?と悩みます
ですがその前に
完成形を知らなければ
いくら指導されても正しくイメージ出来ません。

見る
知る
感じる
考える

そう言う事をしてイメージを持つ事が
実際に身体を動かし練習する前段階として
めちゃくちゃ重要なんですよ!

プロのサッカーの試合を見て
鋭いスルーパスを見て
「おースゲー!どうやったらあんなパス繋げるんだろう!」と
興奮するような体験が
それが出来るようになる事への一歩なんです!

コレは音楽でも同じですが

好きだからこそ、細かい所の違いに気付き
知っているからこそ解る凄さがあり
好きだからこそ見えたその凄さを習得するんだと
意識して練習をする

そう言う
イメージを練習で意識する事が

意識を持たずに
言われたままの練習をただやってる子と

結果に大きな差が出るのです。


サッカーで伸びる子は

目指すべき物のイメージをしっかり持っている
と言う事です。

子供さんが
練習ではドリブルも、シュートも上手いのに
試合だと全然活躍出来ない!と
お悩みの親御さんは多いと思います!
つい「そんなんだから試合で活躍出来ないのよ!もっと練習しなさい!」と怒る事もあるかもしれませんね?

でも

ちょっと気持ちを切り替えて
地元のJリーグチームの試合を見に行って
親子で楽しく応援で盛り上がり
「今のプレー凄いね!」「あんなパス出せたらカッコ良いね!」「あんな場所に走り込んでるってパスが来るって分かってたのかな?凄いね!」って
一緒にサッカーを楽しんで見てはいかがでしょうか?

きっと見違えるような成長のきっかけになると思いますよ。
竜の字