ポケベルのイメージガールといえば


ドコモの【広末涼子】



爆発的な人気があったが、?俺は松本恵の方が好きだったな(笑)高校二年(1996年)の時、友人がポケベルを持ちたいと相談してきた。前述の通り【親の承諾】がないと契約できない仕組みになっていて、その友人Tは月々の支払いは(銀行引き落とし)できるが


親の許可が下りない


とゆーことでさらに違う友人Nを巻き込んで作戦を立てることにした。


・俺と友人Tが東テレに出向く

・友人Nは自宅で待機

・東テレにて契約書、承諾書を提出(この時友人Tの自宅番号を友人N宅で記載しておく)

・東テレスタッフが友人Tの保護者宛に確認の電話をする

・友人Nが保護者を偽り電話口に出る


作戦は実行され見事に成功!!晴れてベル友が増えた。元々の友達は【ベル友】とは言わないか



無作為に番号を打ち、返信を来た人とやりとりをして気が合えば【ベル友】、気が合わなければ返事をしない


今でいう既読無視?!


まず自分の番号の下一桁の自分の番号飛ばして09まで打つのが基本(笑)今でこそ【発信者通知】があるから、自分の携帯電話のメモリに入っていれば誰からかかってきたかわかるし、そうでなくても番号が表示されるけどポケベルにはもちろんそんな機能はなかった。なので、


哲平からだよっていう【印】


が必要となる。名前入れりゃいいじゃん?と思うだろうが、漢字変換なんてもちろんないので【哲平】と二文字で入れるのは不可能。そもそもが912文字しかないのにカナで【テッペイ】と入れたらすでに4文字消化してしまう、、


いや5文字だな


【テツヘ°イ】半濁音は一文字にカウントされたはずだ半分使っちゃうから却下。【テツ】でもよかったが、二文字は結構被る。そこで考えたのがアルファベッドで


TP


コレを使っていたのは恐らく俺だけだろうという自負がある。そんなんで出来たベル友と何するかっていうと朝の夕の挨拶だったり、なんだったりなんだ?


オハヨウ

オヤスミ

イマナニシテル?


しかも一回一回手間がかかる。こんなのが楽しかったのかー!?まぁ、自宅番号交換してるヤツだと


5フンゴ二TELスル


とかだったかな。自分の部屋から無駄に居間に降りて電話の周りをウロウロして、電話が鳴った瞬間受話器を取ってたりした。


ワン切り


が流行ったのもこの時期か?親に出てもらっては面倒くさいので、ワン切りして電話付近にいることを知らせる。または、コードレスフォンの自宅だと


自分の部屋に受話器を持ち込んで準備万端


という合図になる。コールバックすると初めから当人同士で通話ができるという素晴らしい仕組み。短い文字数の中でいかに自分の想いを伝えるのか?を常に考えていた時代だっだ。最たるものが


1996年流行語】

チョベリバ(超ベリーバッド)

チョベリグ(超ベリーグッド)


なんじゃないかなぁと勝手に思ってる。そんなんでできたベル友と会ったり会えなかったり、途中でスルーしたり(笑)スルーで思い出したが


気分がブルー(落ち込んでいる状態)


とか言ってたのもこの時期か?!まぁいいや、短い文章の中でもその人を知ることで興味を湧いたり逆に冷めたりしてた。そのうちレンタルの仕組みに疑問を感じてたのと、文字数が少ないのに不満を感じNICOTOをやめて


ドコモの【センティーネクストB15



(だったような?)に切り替えた。本体を購入しあとは月額払いのみ。もちろんバッテリーとかなくて充電ではなく電池式ボタン電池?NICOTOは単四2本だったかなぁ。そしてなんといっても


32文字


さらに絵文字とかもあった気がする。けどあまりドコモ仲間がいなくて、結局12文字以内でやりとりしていたような。。もうね、時代はPHSとか携帯電話に移行していたんだよ。。


ポケベル 世代


ってのはほんと一瞬だった。世代違いには全く理解されないが、あの輝かしい時代を生きたことを誇りに思いたい。J-POP全盛期、ミリオンセラー、アムラー、コギャル(笑)一回も会わなかったベル友たちは今何をしてるのだろう?【TP】のことを憶えていてくれるかな?



終。