東京から秋田までは新幹線で約4時間かかる。それを見込んで前日から寝ていなかった。俺はどうも乗り物の中で暇をもて余してしまうタイプらしい。東京駅を出てすぐに眠気に襲われ眠り落ちたが…
目覚めたのは福島辺り
1時間半しか眠れてない…。窓の外を眺めていると宮城と岩手の県境辺りで景色が一変した。吹雪~、いや~これぞ
【ザ・冬】だね!
連結していた【はやて】と【こまち】は盛岡で切り離された。ここからは在来線を通る…未知との遭遇だ。普通に住宅街や街中を通って行く…ん?
俺ここ通ったことあるな…
でも【こまち】初乗車だよ?ん~でも通ったことあるな確実に…。なんだべ…デジャヴか?いや、でも…う~ん、あ…ぁあ!!
大曲の花火!?
毎年八月の後半に大曲市で行われる花火大会。全国から花火師が集まってめちゃくちゃ大規模なんだよ…行った行った!
19歳の夏だ!
東北は一つ一つの県の面積が広いから隣県に行くのが一大事!車の免許取った兄貴とかが岩手を脱出して遊び行くわけよ…。
それが大人な気がして…
佐々木少年は羨ましくて…「免許取ったら俺も大曲の花火行ってやる!」ってずっと思ってた。免許取り立てのティーンエイジャー佐々木がマイカーなんて持ってるハズなくて…あ、
佐々木が上京したのは19歳の9月
この話は上京する一ヶ月前の話。高校卒業して半年くらい地元で燻ってたわけよ…東京を恐れるチキン野郎だったから。。予め母ちゃんの車…ダイハツ-ミラを借りる手配をして、
一緒に行く女の子を手配して…
確か先輩がナンパした女の子だったような…あれ、俺がしたのかな?この19歳の夏は佐々木の人生の中でも異色の夏でさぁ、夏休みで地元に戻ってきたボクシング部の先輩に毎晩のように呼び出され
ナンパさせられていた。。
体育会系だねぇ、佐々木にもそんな時期があったんだよ…。東京来てからはないなぁ…チキンだから(笑)んでね、その女の子…女の子…やべぇ、名前覚えてねぇ。。確か1コ上の…少女Aと大曲の花火に行くことになったの。
「どこ行くの?」
って母ちゃんに聞かれて…、大曲の花火だと伝えると兄貴の前例のせいか車は貸し出ししてくれなかった。。大曲-盛岡間を繋ぐ道路は一本しかなく…(←俺の認識では)、花火大会を最後まで見ると盛岡に帰還するのが
次の日の昼過ぎになる
という驚異の花火大会。。車が出せない…さて困った、どーするべ?と思っていたらその少女Aが臨時列車の切符を買ってくれてたんだよね。やべぇ、コイツ絶対俺に興味ある…
「別に向こうで泊まってもきてもいいよ」
やべぇ…やべぇ、このパターンは初だ(←当時)!でも俺は来月には東京行くし…、なんつって頭の中はお花畑で状態で盛岡駅に集合したんだよなぁ。イザ出発…って時に電話(←当時PHS)が鳴った、
「盛岡帰ってるんだけど、今夜何してんの~?」
わぁ、東京の女子短大いってる先輩だ。しかもこの先輩には前の年にフラれている。。
「今夜親いないんだけど~ウチ来ない?」
今考えると、この時が佐々木の人生最大のモテ期だったなぁ。。
続く。
目覚めたのは福島辺り
1時間半しか眠れてない…。窓の外を眺めていると宮城と岩手の県境辺りで景色が一変した。吹雪~、いや~これぞ
【ザ・冬】だね!
連結していた【はやて】と【こまち】は盛岡で切り離された。ここからは在来線を通る…未知との遭遇だ。普通に住宅街や街中を通って行く…ん?
俺ここ通ったことあるな…
でも【こまち】初乗車だよ?ん~でも通ったことあるな確実に…。なんだべ…デジャヴか?いや、でも…う~ん、あ…ぁあ!!
大曲の花火!?
毎年八月の後半に大曲市で行われる花火大会。全国から花火師が集まってめちゃくちゃ大規模なんだよ…行った行った!
19歳の夏だ!
東北は一つ一つの県の面積が広いから隣県に行くのが一大事!車の免許取った兄貴とかが岩手を脱出して遊び行くわけよ…。
それが大人な気がして…
佐々木少年は羨ましくて…「免許取ったら俺も大曲の花火行ってやる!」ってずっと思ってた。免許取り立てのティーンエイジャー佐々木がマイカーなんて持ってるハズなくて…あ、
佐々木が上京したのは19歳の9月
この話は上京する一ヶ月前の話。高校卒業して半年くらい地元で燻ってたわけよ…東京を恐れるチキン野郎だったから。。予め母ちゃんの車…ダイハツ-ミラを借りる手配をして、
一緒に行く女の子を手配して…
確か先輩がナンパした女の子だったような…あれ、俺がしたのかな?この19歳の夏は佐々木の人生の中でも異色の夏でさぁ、夏休みで地元に戻ってきたボクシング部の先輩に毎晩のように呼び出され
ナンパさせられていた。。
体育会系だねぇ、佐々木にもそんな時期があったんだよ…。東京来てからはないなぁ…チキンだから(笑)んでね、その女の子…女の子…やべぇ、名前覚えてねぇ。。確か1コ上の…少女Aと大曲の花火に行くことになったの。
「どこ行くの?」
って母ちゃんに聞かれて…、大曲の花火だと伝えると兄貴の前例のせいか車は貸し出ししてくれなかった。。大曲-盛岡間を繋ぐ道路は一本しかなく…(←俺の認識では)、花火大会を最後まで見ると盛岡に帰還するのが
次の日の昼過ぎになる
という驚異の花火大会。。車が出せない…さて困った、どーするべ?と思っていたらその少女Aが臨時列車の切符を買ってくれてたんだよね。やべぇ、コイツ絶対俺に興味ある…
「別に向こうで泊まってもきてもいいよ」
やべぇ…やべぇ、このパターンは初だ(←当時)!でも俺は来月には東京行くし…、なんつって頭の中はお花畑で状態で盛岡駅に集合したんだよなぁ。イザ出発…って時に電話(←当時PHS)が鳴った、
「盛岡帰ってるんだけど、今夜何してんの~?」
わぁ、東京の女子短大いってる先輩だ。しかもこの先輩には前の年にフラれている。。
「今夜親いないんだけど~ウチ来ない?」
今考えると、この時が佐々木の人生最大のモテ期だったなぁ。。
続く。