先週ミッチーから電話があった。最近電話してくるときはいつも酔っ払っているな。。

佐々木「はい哲平です。」

ミッチー「ありゃ!?母ちゃん…哲平電話に出たよ!」

電話の主と会話しろよ…そっちからかけて来たんだし。。

ミッチー「や、やぁ元気?」

このパターンはここ数年変わらないなぁ。。なんか知り合いに俺のことを聞かれたんだと、哲平は元気でやってるか?と。それが嬉しかったんだって

ミッチー「気にされるって素晴らしいことだぞぉ、気にされなくなったらおしまいだ…」

なるほどね、確にそうだわなぁ。感謝感謝だ…って。肢体不自由児施設で働いていた親父は昔から口癖のように言っている

ミッチー「五体満足に感謝しろよぉ」

俺は時々忘れそうになる。いや…多分忘れてるな。。

ミッチー「お前みたいな馬鹿でもよ、健康でなければ夢も持てん。感謝しろぉ」

なはは、確に。。そこからいつものパターンで次兄の結婚話になる…。このパターンは長兄が結婚してからかな。。となると次は…

ミッチー「俺だってよ、哲平の嫁見たいべぇ。」

ほらきた…。もう黄金パターンだね、漫画だなホント俺んちは。。

ミッチー「婿でもいいんだって昔から言ってるべやぁ」

そうね、三男坊はほんっと昔からそう言われて育ったから婿に行くことにはあまり抵抗がない…。刷り込みって怖いわぁ。。

ミッチー「いや…俺はいいんだよ、俺じゃなくて母ちゃんがよぉ…淋しいべちゃぁ。。」

でた!得意技「母ちゃんがよぉ」兄嫁もいるし孫もいるんだから十分だろ…

ミッチー「何だかんだ言っても結婚してなきゃ半人前だ。」

昔のドラマでこんなの見たことあるなぁ。。

ミッチー「順番なんてどうでもいい…いやいやそんなことは言わないけどさ…」

何の順番だ?次兄→末弟の順番?結婚→妊娠の順番?

ミッチー「俺よ、哲平はいきなり子供連れてきそうな気がしてならねぇのよ。彼女よりも嫁よりも…お前はそんなヤツだろ」

どんなヤツだ俺は!!

ミッチー「俺は30まではいいって言った…」

佐々木「な、何が?」

ミッチー「何がってお前…俳優だべ」

初めて聞いた…。上京してもうすぐ10年を数えるが…初めて聞いた。。どうやら親父の認識では三男坊は三十歳までしか役者をやってはいけないらしい。。時を同じくして長兄からメールが届いていた。

「来月、一度帰ってこれないか?」

嫌な予感がする…。


続く。