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PLAY CATCH!―Fs38まとめブログ

Fs38武田勝の関連情報保管ブログです。

■2011年5月30日付け

ttp://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20110530-783125.html
久々の援護は、ベンチに腰を下ろして見届けた。5回に今浪隆博内野手(26)が適時打を放つと、武田勝投手(32)はポンと両手をたたき、走者を迎えるハイタッチの輪に加わった。自身の登板試合では実に6戦ぶりの援護点。5試合連続完封負けという、2リーグ制で初となる珍事が終わった瞬間でもあった。だが、武田勝は「(野手には)気にしてやってほしくはなかった。これで全員が解放されたと思う」と、自分よりも周囲を気遣った。
 7回5安打無失点の投球で、ようやく手にした今季3勝目だった。「自分の投球はできていたので、いつか勝てるという気持ちはあった。いつも先に点を取られているので、そこだけは意識しながら。1点の重みを感じながら投げました」。この日も生命線は低めに制球されるチェンジアップ。5回2死満塁のピンチに梵を捕ゴロに仕留めると、7回1死二塁の場面でも、石原、会沢を同じボールで2者連続三振に斬った。

 防御率1・64ながら、リーグワーストタイの5敗。勝ち運に見放され続けたが、必死な打撃陣の心情を察し、努めて明るく振る舞った。常に笑顔を絶やさないように心掛けたため、芝草投手コーチが「あまりにも勝てなくて頭がおかしくなっちゃったのかと思った」ほど。苦悩の日々も、笑いに変えた。「(清めのため)自分の体に塩をまこうと思いました…。でも、洗うの面倒くさそうでやめました」。「夢も見てません。寝たらすぐ朝が来るんで」。「(流れを変えるため)道を変えたりするのも好きじゃないです。でも、勝手に変わってることはありますよ。タクシーの運転手さんが…」。負の連鎖を、笑いで吹き飛ばした。

 梨田監督は「あんまりカッカすることなくね。立派だと思う。まだまだたくさん借りがある。援護していきたい」。笑う門には…交流戦初のカード勝ち越しと、最多貯金9が来た。


ttp://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20110529-OHT1T00209.htm
 思わず手をたたいて立ち上がっていた。サヨナラ勝ちしたかのように沸くベンチ。武田勝は、自身の投げている試合では6戦ぶり、実に41イニングぶりの得点に少しだけうれしそうな表情を浮かべた。
 プロ野球史上例のない6戦連続完封負けの呪縛から解かれた。援護は5回のわずか1点だけだったが、「重みを感じながら一生懸命投げました。胃に悪いです(笑い)」と必死で守り、7回5安打無失点。自身の連敗を5でストップさせ、先月21日のオリックス戦(京セラD)以来の3勝目に、お立ち台では「とりあえず、お久しぶりです」とおどけてみせた。
 どんなに援護がなくても、表面上は変わらない自分でいた。「自分の投球はできていたので、いつか勝てると思っていた。野手にあまり気にして、やってほしくなかった」と平然を装った。道具もそのまま、縁起を担ぐこともない。プライベートでも「ゴルフで90台のスコアが出たくらい」しか良いことがなく、清めの塩を自分にまこうかと考えたが、「洗うのがめんどくさいので…、その分、塩分の多い食事にしました」と報道陣を笑わせた。
7回を無失点に抑え、3勝目を挙げた武田勝 しかし、本音は違った。23日の横浜戦(横浜)の敗戦翌日。普段必ず行う30分のジョギングを早めに切り上げる“プチさぼり”。気持ちが切れかけていた。吉井投手コーチは「みんなの前では見せないけど、陰では悔しさを見せていた。球界のエースになっていくために乗り越えないといけない壁を越えた」と説明した。
 それでも切り替えはできていた。横浜戦後には観戦に訪れた陽子夫人がお土産にシューマイ弁当を買ってくれるなど、周囲の気遣いもうれしかった。「食べたいものを食べ、ゲームをしたりして野球のことを考えないようにした」と好調をキープした。
 得点圏に2度走者を背負ったが、「いつも先に点を取られていたので」とチェンジアップを軸に必死に腕を振った。チームの貯金は今季最多の9になった。「好きな野球だから、悩めたり次に進めたりする」。援護は少なくとも、点を与えなければいつか勝てる。防御率は1・64。トンネルを抜けた左腕が今度は白星を重ね続ける。

■2011年5月23日 教えて!ファイターズ


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Q.コントロールよく投げるコツを教えて下さい。キャッチボールで気をつける事は?

勝「そうですね、コントロールと言うよりもやっぱり一球一球丁寧に投げると言うことをキャッチボールの時から気をつけていますので、本当に無駄な一球を投げないようにそう言う意味でやってます。やっぱりあの、キャッチボールが好きなので好きなだけに集中してやっているという感じです」


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Q.投げる時、変な構えなのはなぜですか?

アナ「ポジションにはいる時だと思うんですけど」

勝「大変失礼だと思いますけどね 笑」

アナ「そうですよね 笑」

勝「たまに自分でテレビとか見ても構えは変だと思うんですけど、あれが一番リラックス出来るというか、投げる一番の自然体といいますか、一番力がリラックスして投げられるフォームなので、見た目は変ですけど内容のあるフォームだと思います」

Q.このところ好投しても味方が点を取ってくれませんが若い野手に説教をしたりする事は?

勝「逆に僕、下から言われるタイプなので。説教されるほうなので。しっかり投げて下さいよ、と言われるタイプなので」

アナ「笑 そういうことは特にないと」

勝「ないですね」


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Q.みー太郎ちゃんは何歳ですか?猫を飼っていて良かったことは?

勝「年齢は3歳、人間の歳で言うともう30過ぎてますから僕と同じぐらいだと思いますけどね」

アナ「可愛くてしょうがないと」

勝「そうですね、結果的におじさんの面倒見てるという」

アナ「笑」

勝「野球を忘れ去れてくれるというか、辛い時にいてくれるとホッとしますけどね」


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Q.野球ゲームは強いんですか?ゲームで使うピッチャーやチームは?

勝「ピッチャーで使うとしたら、僕ダルビッシュ使います」

アナ「ご自身ではない?」

勝「僕打たれるんで、自分使うと。球が遅いんで打たれるんですよ」

アナ「ダルビッシュの方が」

勝「投げていて気持ちいいです」


アナ「最後に、今シーズンの抱負を一言お願いできますか?」

勝「自分の調子自体はいいので、これを一年通して自分のピッチングをすることで試合に出続けてチームに貢献できればいいと思っていますしまたチームの状態も良いので優勝めざしてがんばっていきたいと思います」

アナ「ありがとうございます」

勝「ありがとうございました」





下記の「アナウンサー・キャスターブログ」で

時間の関係で放送できなかった質疑応答をいくつか紹介してくれています。

ttp://www.nhk.or.jp/sapporo-blog/140/82969.html

■2011年4月15日

 連敗スタートに気負うことなく、先発・武田勝選手の好投が今季初勝利をもたらしました。「試合前から奨太(大野選手)に楽しんでいこうと声を掛けて」年下の女房役をリラックスさせた左腕。マリンガン打線を7回6安打1失点に封じ込め、昨年14勝の勝ち頭らしく役目をきっちり果たしました。
 自身にとっての開幕も、武田家ではいたって特別な儀式はなし。「普通通り過ごして、野球のことを意識しないのが我が家のしきたり」。肩の力を抜き、しなりの利いた腕の振りで相手打線を翻弄していくと、味方は糸井選手が先制2ランを含む3打点。犠飛と思われた当たりにも陽選手が右翼から糸を引くような返球で得点を阻み、場内のボルテージを高めました。
 飄々とした受け答えに、驚くような速球があるわけではない武田勝選手ですが、キャンプ中のトラック走では32歳にして若手を寄せ付けないトップタイムを連発。「おもしろいおじさんも、やる時はやるでしょ?」と名護の陽射しで額に浮かぶ汗が光っていました。連敗発進に早く勝ち方を思い出したいと考えていたベンチ、そしてファンの皆さんに渋く輝く背番号38が「どうでしょう」と示してくれました。


■2011年4月21日

 一塁ベースの前でグラブを左手でたたき、小さくガッツポーズを作りました。七回1死一、三塁。この試合で唯一のピンチを一ゴロ併殺でしのいだ直後のことでした。先発したのは武田勝選手。ドキドキが続いた投球を終え、ベンチ裏で大粒の汗を気持ち良さそうにぬぐいました。
 「きょうは最初からゲームに集中できてましたね」。その言葉のとおり一回を三者凡退に抑えると、その後も凡打の山を築きました。六回を終えて、スコアボードに表示されたバファローズ側の安打は「0」。最速130キロながら、相手打線を翻弄するピッチングが続きました。
 七回の先頭打者に中前へのポテンヒットで初安打を許したとき、武田勝選手は「ホッとした」と振り返ります。「ノーヒットノーランなんてさらさら考えてませんでしたよ。ぜーんぜんです。チームが勝ってよかった」。個人の記録よりも、勝利につながる投球ができたことに何よりも満足した表情でした。
 昨年はチーム最多の14勝を挙げた左腕。周囲の期待が高まる中、本人は気持ちをリセットして今季に臨みました。「“勝ち頭"ってのは、もうやめましょうよ。去年は去年、今年は今年なんだから」。キャンプ中にそう話し、新しいシーズンを迎えていたのです。
 顔色ひとつ変えずに投げ込むマウンドさばきは相変わらず。どんな場面でも冷静さを失わない姿は、『Doctor(医者)』や『Surgeon(外科医)』とたとえられるほどです。7回を投げて2安打無四球無失点。らしさ全開で自身2連勝を飾りました。
 その武田勝選手が「あの1本のおかげで乗っていけた」と話すのが、二回に飛び出した中田選手の今季1号アーチ。開幕19打席ノーヒットというトンネルを抜け出した若きスラッガーは、「振れるようになってきた感じはあります」と白い歯をこぼしました。
 今季初の同一カード3連勝で貯金は2。同率とはいえ、2年ぶりの首位に立ちました。