【U3-124】湯殿山麓呪い村 | 21st cherry boy-強さは愛だ-

21st cherry boy-強さは愛だ-

愛に勇気を与えてくれ

原作:山村正夫

脚本:荒井晴彦・佐伯俊道

監督:池田敏春


1984年に『晴れ、ときどき殺人』と同時上映だったとゆー湯殿山麓呪い村。ギャップあり過ぎだし、『晴れ〜』の監督が井筒和幸監督って!


先月だったか先々月だったかに漸く原作を上下巻読み終わり、U-NEXTに新映画として復活してたんで観てみました。


原作とは別物ですね、最早。滝に対して全くいい感情が持てない。小説の滝は半裸で鎖帷子を着て歩いてるような他人とはちょっとズレた感覚の持ち主だけど憎めないユーモアのある人間だった。でも、こっちの滝は自分勝手で不倫して研究の為にその不倫相手もあっさり切り捨てる無情な男。ラストは酔っ払って何やってんだ?って見るに耐えない。


事件の真相が明らかになって行く中で、人がどんどん死んで行くのがおいおい…って感じで、慶子役の永島瑛子さんは乳放り出す必要あったか?


幽海上人の生き埋めにされる様はリアル過ぎて観てられんかった。アレはホント呪われても仕方ないレベル。掘り出されたタイミングで幽海上人を殺した人間たちの子孫が次々死んで行くのはやっぱ呪いかな。


このレビューを見ても観てみようかって方、ご用心ください。自己責任でご覧くださいね。