マクドナルド、100円マックが裏目に、大幅減益 | マーケティングジャーナルカフェ

マクドナルド、100円マックが裏目に、大幅減益

マクドナルドは4月からセットメニューを500円にし、シェイクはスモールサイズで100円に変更した。メニュー表は以前と比べると簡潔になり、料金体系がはっきりするようになった。
これにより、客数は増えたが、客単価が落ち、結果として減益につながった。
どのようなカラクリなのか分からないが、食材コストが同じなら、売価を下げた分だけ粗利は薄くなる。

価格の引き下げというのはCVSにおいても商品ごとに時々行われている。
値下げした以上、値下げ分をリカバーするだけの販売個数を稼がねば、売上トータルで数字を下げてしまう。
実際のところ、個数は伸びるが、売上額を以前よりも増やすことは、なかなかに難しい。
どちらかというと、短期的な販売促進企画の一つと捉えるべきであり、それを長期的な戦略にするべきではないというのが、私の考えである。

確かに、マックに行く機会は増えた。しかし、レジに並ぶ人が増え、待ち時間が長くなった。
頼むのは、たいてい決まってマックシェイクバニラ、100円である。
スーツを着たサラリーマンが財布から100円玉一枚を取り出して、支払いを済ませるのはなんとなく恥ずかしい。
まさにマックの戦略にのってしまっているのだが、従業員はどことなく「またシェイクか」という感じの接客をする。
スマイルは欠かさないのだが、そういうことは感づかれてしまうものだ。

日経平均が12000円を超えた。景気は踊り場を脱却したという。
ワンプライス値下げ戦略という手段は、今後ますます通用しなくなっていくのではないだろうか・・・